深視力検査が必要な自動車免許は、普通免許より視力の基準が、若干

深視力検査が必要な自動車免許は、普通免許より視力の基準が、若干厳しくなっているようですが、なぜだと思いますか？お教えください…。

深視力とは「目がいい、悪い」と言われる一般的な目の検査で判る視力ではなく、「距離感・立体感」を感じる動的な判断視力になります。
片眼がしっかり見えていても、正常な立体感を得る為には両目の立体視の機能が正常に働いていないといけません。人間は物体を見るときに左右の目の焦点を合わせ、その物体を一つのものとして捉えます。
片方の目で捉えた物体の距離ともう一つの目で捉えた物体の距離は若干異なり、その距離感の正確性を図る必要があります。
特に大型タンクローリーや観光バス等の大型車両を運転する方はこの機能が働いていないと非常に危険です。大きな車両を運転する事は社会的責任があり、それだけ取得条件(検査)も厳しくなっています。

カテゴリマスターyoyoさん 、完璧満点ですね、素晴らしいです！。(^_-)-☆。

準中型免許から上(という表現も如何なものかと思うけど)は所謂「プロ運転手」向けの免許。
大切な積荷や乗客を乗せ、会社の看板を背負っている以上、より高い運転技術が要求されるのは想像に固くないであろう。
勿論、より遠くの信号など道路状況を察知し判断や予測を求められる事は言うまでもない。
深視力や、厳しい視力基準が求められるのはそのためでもある。
では大型特殊免許は何故深視力が課せられないか、という点について
大型特殊自動車が出せるスピードは精々30～50km/h、しかも活躍のメインは工事現場や田畑等であって公道走行はそんなに頻度が高くなく、そんなに遠くの状況を察知する必要に乏しいと考えられている。

たとえば、軽自動車の車庫入れは、片目をつぶってもできる。
ところが、大型バスの車庫入れは、けっしてできない。
正確な距離の把握が必要だから。
車体が大きくなると、より高い視力が必要になる。