【自動車カスタム記事】「ヒューズを変えると走りが変わる！」って本当で

【自動車カスタム記事】「ヒューズを変えると走りが変わる！」って本当ですか？
ヒューズって導通状態にするものなのでほとんどのヒューズが0.1Ω以下ですよね。
0.01Ω刻みのヒューズ交換でそんなに走りが変わるものなのですか？

当方電装屋です。
今の車では有り得ない。
大昔の車だと、配線が劣化してたりヒューズの端子が劣化してたりするので、場合（状態）によっては性能が向上すると言うか、悪かったのが正常になると言うか・・・・
変わると言えば変わるけど、それは性能向上と言えるのか？って話しにもなってしまうんですよね。
アーシングやエアコンクリーニングなんかもそうです。
如何にも性能がアップしたみたいな記事や口コミが有りますが、あんなのは性能向上では無く｢悪かったのが元に戻った｣ってだけなんですよね。

ヒューズを交換しても、通常は走行性能に大きな変化はありません。ヒューズは電気回路を保護するための安全装置であり、その抵抗値は非常に小さいためです。
・ヒューズの役割は、過電流が流れた際に溶断して電気回路を保護すること
・ヒューズの抵抗値は0.1Ω以下と極めて小さく、通常の電流値では無視できる程度
・したがって、ヒューズを交換しても電気回路の抵抗値にほとんど変化がない
ただし、一部の改造車両では、ヒューズを意図的に高抵抗のものに交換することで、特定の電気回路への電流を制限し、エンジン性能などを調整する手法があります。しかし、これは一般的な車両では行われません。
通常の車両では、ヒューズの交換は走行性能への影響はほとんどないと考えられます。ヒューズの役割は電気回路の保護であり、走行性能の向上を目的としたものではありません。

ヒューズの主な役割は電気系統の保護であり、通常のヒューズ交換が直接的に走行性能に影響を与えることはありません。ヒューズは電流が過剰に流れた際に切れることで、配線や機器を保護するためのものです。そのため、ヒューズの抵抗値が微小に異なるとしても、自動車の走りに顕著な変化をもたらすことは通常考えられません。