運転免許の問題の質問です。速度が2倍になると制動距離は約4倍になると書い

運転免許の問題の質問です。速度が2倍になると制動距離は約4倍になると書いてあります。例として、時速40キロの時の制動距離は11メートルで時速80キロの時の制動距離は54メートルと教本に書いてあります。これでは約
4倍ではなく約5倍になるのではないですか？

教本の意味は、
速度が速いと「空走距離」も伸びるから、ということでしょう。
空走距離＝反応時間ｘ速度ですが、反応時間はその人にとって大体一定。反応時間が一定でも速度が速くなるので空想距離も伸びる。
と、言いたいのだと思います。

が、
しかし、
現実の「制動距離」は、影響度が大きい順に、
①きっちりフルブレーキを踏めるかどうか。
②その車のブレーキ力とその車の重さ。
③タイヤのグリップ。
で決まります。
仮に同じ人が違う車を運転した場合は、
何より、ブレーキ力と重さで決まります。
※教本を書いてる人と、警察と、保険会社は、
「制動距離は、路面の摩擦係数だけで決まり、ブレーキ力も車重も関係ない」と、昭和初期の理屈でものを言っています。
・・・物理的に、全く、完全に、大間違い。
で、
80キロから停止まで54mもかかるのは、しょぼいブレーキの車。
小型欧州車のように、ブレーキが良くて軽い車なら、空走距離含めて40mくらいで楽に停止します。
もちろん、８０どころか１２０どころか200キロからフルブレーキ踏んでも、スピンすることなどありません。

物理の運動エネルギーは４倍。
タイヤの制動能力等が変わるから、実測はそのデータが出た。

自動車教本に教える人が解ってない物理法則を持ってくるから、嘘の塊になるだけです。
確かに初速が2倍になると運動エネルギーは2の二乗になります。
でも制動はそれだけではないですよね。肝心なブレーキの制動力だとか、空走距離（これは車速比例かな）も変わります。

まず、80㎞/hで急ブレーキをかけたら、
スピンして、ひっくり返る。
だから、あらかじめエンジンブレーキをかける。
急ブレーキをかけられるのは、60㎞/h以下。
さらに、ブレーキペダルを踏むまでの空走距離がある。
したがって、実際は、54ｍよりも長い。

要はさ
スピードを出すと止まれる距離が長くなるってことを言いたいんだろな。
とっさの急ブレーキで
この速度で何メートルたがら云々カンヌんやってる人なんかいないんだからさ

物理の計算だと、
vの２乗=2ax
従って、x=vの2乗÷2a
つまり、等加速(等減速)度で、減速したら速度の2乗に比例します。
でも実際は同じ加速度で減速しません。
速度が遅いと減速度が大きくできると思います。
加速度がどういう風に変化するという計算ができないので一定と仮定したら2乗。実際は変化するので少し違う。