エブリィ(軽自動車)でディーゼルは出ません。
出たとしても、ディーゼルの利点が生かせません。
ディーゼルは、ある程度の排気量がないと燃料効率が良くなりませんので、軽自動車との相性が悪いからです。
現時点では、軽自動車のハイブリッドの燃費改善効果は3~6%程度しかなく、気休めにしかなりません。
モーターアシストの出力も非常に低いため、加速力の向上にもなりませんし、モーター走行もできません。
ちなみにトヨタのハイブリッドの燃費改善効果は 50~ 80%もあり、加速力も向上し、モーター走行も可能な価値があるハイブリッドです。
そのため軽自動車のハイブリッドでは、車両価格が高くなる分の元は取れず経済的にはなりません。
軽自動車のハイブリッド用バッテリーの寿命で、交換費用 10万円前後が発生する欠点もあります。
車内が広い軽自動車をご希望であれば、エブリィ、またはエブリィワゴンは最適です。
比較すると分かりますが、スペーシアやN-BOXなどより、明らかに広いです。
スペーシアやN-BOXは、4人乗ると荷物スペースが非常に少なくなりますが、エブリィ、またはエブリィワゴンなら4人乗っても十分な荷物スペースが確保できます。
エブリィワゴンよりエブリィのほうが後ろは広く、エブリィなら大人2人が足を伸ばして寝れるスペース(標準のセミダブルベッドのマットレスが平置き可能)があります。
オプションで2段ベッド化もできます。
エブリィワゴンは、エブリィより後ろが少し狭くなる代わりに、運転席周りが少し広くなります。
エブリィ、エブリィワゴン、共にターボ付きが選べます。
最近、燃費が良くなるCVTが採用されました。
以上をまとめると『買い時』です。
しかし、エブリィワゴンと同等の機能を有した ダイハツ:アトレー のほうが、明らかにコスパが良いです。
広さが同等でありながら、エブリィワゴン 1,838,100 円~ に対して、アトレーは 1,562,000 円~ です。
アトレーはこの価格でもターボ付きで、燃費向上のCVTも採用されています。
27万円の差額は大きいです。
同じく、ダイハツ:ハイゼットカーゴ(ターボ付き)1,452,000 円は、エブリィ(ターボ付き)1,665,400 円と同等の内容で、トップクラスの広さがあります。
21万円の差額は大きいです。
アトレーやハイゼットカーゴが安い理由は、ダイハツ車の多くは、コロナ、戦争、円安の影響を受ける前の安い価格を、現在も引き継いでいるからです。
そのため安くても、内容が悪いわけではありません。
スズキ車やホンダ車のほとんどは、コロナ、戦争、円安の影響を受けて大幅値上げされました。
元はダイハツと同等の価格でしたが、値上げされて大きな価格差ができました。
まとめると、車内が広い軽自動車を買うなら、アトレーまたはハイゼットカーゴがコスパが良いです。 |