普通自動車の免許取り消し免許取り消しになっちゃったから早く再取得しない

普通自動車の免許取り消し
免許取り消しになっちゃったから早く再取得しないと年齢的に難しくなっちゃうと言ってる知り合いがいるのですが、
免許取り消しとは周囲ではじめて聞いたので「？！」となりました。
飲酒やスピード違反を繰り返す、交通事故で死傷などググると結構派手にやらないと取り消しにならないように見えますが、他に推測できそうな理由はあるのでしょうか。
そういうヤバい部分を承認させておこうという空気なら面倒臭そうなので本人にはそれ以上聞きませんでした。

免許取り消しは
・軽い違反の積み重ね
でも普通になります。
要は過去３年間の違反点合計で
免許処分が決まるので、
駐車違反や軽い速度超過でも何回もやれば
免許は取り消しになります。

運転免許の取消処分には、2つのパターンがあります。
一つは、違反累積による取消です。日本では、交通違反にはそれぞれ点数が設定されていて、違反をするごとに加算していき、一定の点数になったら処分がある、と言う仕組みを取っています。計算方法や処分の基準には複雑なルールがあるのですが、短期間に違反を繰り返して6点以上になると停止処分、もっと繰り返して15点以上になると取消処分になります。重たい違反だと停止処分を受けることなく取消処分になったりします。
実際に取消になるのは、質問者さんの言うように「結構派手な」パターンが多いのですが、何度も停止処分を受けている(前歴がかさむ)と、わずかな点数で取消処分になるルールなので、3点以下の軽微な違反の繰り返しばかりで取消になる、と言うこともあり得ます。
この取消の場合、一定の期間だけ免許の再取得ができないペナルティがついてきます。これを「欠格期間」と言います。15～24点だと欠格1年、25～34点だと欠格2年、ように設定されています。
もう一つ、初心運転者制度による取消と言うパターンもあります。運転免許を取得してから1年間は「初心者期間」で、その間に3点以上の違反をすると、初心者講習と言う「お説教」に呼ばれます。この講習に呼ばれたのに参加しなかった場合や、講習は受けたがその後懲りずにまた3点以上違反をした場合に、初心者期間が終わってから「再試験」に呼ばれます。これは免許試験のやり直しなのですが、最初に取得した時と違って技能試験もやるので、殆どの人は合格することができません。不合格または不受験だと、免許が取り消されます。さほど悪質ではないパターンですね。
こちらの場合は再取得までの欠格期間は設定されないので、翌日からでも再取得に励むことができます。
その取り合いさんは多分後者なんじゃないですかね。前者だと欠格期間がつくので、早く取りたくても取れませんし、もう欠格期間が終わっているなら、そんなことをグダグダ言わずに再取得に励んでいるでしょうから。

なんせ15点で免許取消です。割りと簡単に免取りになるんですよ？