なぜ純無免許運転の場合は取消処分者講習をしなくていいようになってい

なぜ純無免許運転の場合は取消処分者講習をしなくていいようになっているんですか？

法律を知っている人間が犯した無免許運転のほうが、法律を知る義務のない人間による純無免許運転より悪質だ、と言う考え方ですね。よって、取消処分を受けた人間には「余計に」講習の受講義務を課すのでしょう。
個人的には「取消処分者講習」の名称を変えるなどして、純無免の人間も(何らかの理由で欠格期間がついた人間は全員)、講習を受けなければ免許試験を受けられないようにするべきとは思いますが…。

あくまでも取消処分者講習は｢元々公安委員会が安全円滑な運転を期待して免許を与えたにもかかわらず、その期待を裏切り取消処分に至る程の危険な運転行為をした者に対し、反省を促すと共に二度と危険な運転をしないように律する事｣が目的なので、純粋な無免許運転(失効した者に対する者も含めて)をした者については｢期待"すら"してなかった｣ということになります。
だから本人に対して公安委員会から欠格期間を態態通知することもしませんし、免許が欲しけりゃ自分から申し出て確認しろ！と門前払いするだけで済みます。
ある意味冷たい(下に見られてる)もんです。

では、お尋ねしますが、全く免許を持っていない人に対して、何を取り消しするんでしょうか？何らかの免許を持っていれば、処分としての取り消しはありますが、免許を持っていなければ、取り消すべきものがないと思いませんか？
もちろん、免許を持たずに運転したことについては、罰せられますが、取り消すべき資格がない以上、取り消し処分はできませんので、取消処分者講習を受ける義務は生じません。