免許合宿卒業後についてです。 - 友達と夏に免許合宿に行こうと

免許合宿卒業後についてです。
友達と夏に免許合宿に行こうと考えています。しかし、住民登録されているところで運転免許試験を受けなければならないと聞きました。そうなると免許合宿の意味はなんでしょう？仮免だけ取れる、そういうことなのでしょうか？また、夏休みということもあり、通常に比べて値段は上がるのは承知の上ですが、1人35万弱でした。通いよりも免許合宿の方が安いと思っていました。これが妥当なのでしょうか？
どなたか教えていただけると助かります。

免許合宿はざっくりいうと運転技術の資格をとるみたいなものです。運転免許試験というのは本免でこれは学科試験になります。
ですので免許証を取得するには教習所で運転技能の合格と、免許センターでの学科の合格の合計２つ合格すると免許証を手にすることができます。
仮免というのは教官と一緒に路上に出られる免許です、それまでは教習所の敷地内でしか乗れません。仮免はまだ免許を持っていない人だけでは路上を運転することができません。仮免と教習所の卒業は別物です。
1人35万というのは妥当です、通いでも同じくらいか少し高いくらいです。食事と寝るところがついていると思えば通いと同じくらいでも納得はいくと思います。閑散期なら20万円代になったりします。

「免許合宿の意味はなんでしょう？」
そもそも、通いでも合宿でも、指定教習所と言うのは「免許を取れるところ」ではありません。そこを卒業すると本免許技能試験が免除になり、運転免許の取得の難易度が大きく下がるので、多くの人が大金を支払って利用しているだけの、民間のサービス事業者に過ぎません。仮免許は、路上教習に必要だから途中で取るだけで、それが目的なのではありません。教習所を卒業すれば、もう用のないものです。
運転免許は、運転免許試験場で試験を受けないと取れないものです。そして、その受験が、住民登録された都道府県でしか出来ない、と言う制限があるだけです。指定教習所を卒業すれば、その本免許試験を技能試験免除で受けられます。
「通いよりも免許合宿の方が安い」
充分に安いでしょ？。都会の通いと同じ程度の金額で、宿泊費や食費まで込み、場合によっては往復の交通費まで出してくれるんですからね。学生の長期休みの時期は黙っていても客が来るんですから、値引きをする理由がありません。ただ、都会の通いの費用より高くなったのでは誰も来たがりません。その結果、通いと同程度かちょっと安い程度の金額に落ち着きます。35万円なら普通でしょう。
合宿が安いと言われるのは、閑散期に利用する場合の話です。田舎の教習所はその地域に十分な教習需要が無いので、都会から教習生を呼ばないと経営が成立しません。よって、閑散期は安く、場合によっては原価割れの価格にして、合宿コースで都会の客を呼び込みます。施設の維持費もかかるし、指導員も閑散期だからと言ってクビにはできませんからね。ゼロよりはわずかでも売り上げになったほうがいいんです。だから、そういう時期には20万円を切るようなコース料金が出たりします。でもそれは、勤労者も学生も参加できないような時期の話です。