免許の最終学科試験は、何年ごとに新しい問題になるのでしょうか。それとも改正され

免許の最終学科試験は、何年ごとに新しい問題になるのでしょうか。それとも改正されずに何年もずっと同じ問題を使い回しているのでしょうか。ちなみに埼玉県で受けます。

法改正の時期だけでなく定期的に複数名の試験の責任者によって検証され、問題は入れ替わります。
他の都道府県の試験官が検討委員会に混ざることもあります。
(参考)
警察庁通達
学科試験の適正な管理について（通達）より一部抜粋
(1)問題の作成・出題
学科試験事務担当者は以下に留意し問題を作成するとともに、運転免許試験担当課長は、問題の正誤や問題文が分かりづらくならないよう審査すること。
ア 道路交通法（以下「法」という。）第97条第３項の規定に基づき、「交通の方法に関する教則」（以下「教則」という。）の範囲内からの出題となっているかを確認すること。
イ イラストの活用や平易な問題文の記述等問題の内容が分かりやすいものとなるよう配慮するとともに、全ての漢字に振り仮名を付けること。
ウ 各都道府県の交通実態、交通事故発生状況等に応じ、管内を安全運転するために真に必要な知識に係る問題を作成・出題すること。
エ 受験者の規範意識の向上等のため、交通ルールの内容のみならず、交通ルールの意義を問うような問題を積極的に作成・出題すること。
(2) 問題の更新等
教則が改正されたときは、全ての学科試験問題を点検した上で問題の修正、削除等の更新を行い、不適切な出題とならないようにするとともに、自動車等の運転に必要な新しい知識が加わったときは、適時、新たな問題を作成・出題すること。また、少なくとも５年程度で全面的な更新を行うこと。
(3) 試験結果の管理運転免許試験担当課長は、次の事項を定期的に把握･分析し、公平性が確保されるよう、問題の更新等を行うこと。
ア 学科試験区分ごとの合格率及び平均得点
イ ２(1)の問題パターンごとの合格率及び平均得点
ウ 問題ごとの正答率
２ 問題パターンの複数作成と運用の在り方
(1) 問題パターンの複数作成問題の漏洩防止のため、第二種、普通等（第一種）、原付及び仮免許に係る学科試験については、それぞれ10種類程度のパターンを作成しておくこと。なお、外国語による学科試験を開始する場合には、開始時は４～５種類程度のパターンで差し支えないが、その後可及的速やかにパターンを増やしていくこと。(2) 問題パターンに係る運用の在り方
出題に当たっては、試験の都度、問題パターンの一部を入れ替えたり、同一の問題パターンであっても問題の順番を入れ替えるなどして、不正行為の防止に努めること。

問題冊子は数～十数パターンあると言われておりますので、法改正に伴い正誤が変わる場合には設問が変更されるでしょう。
高校や大学の入学試験問題と違って、道交法等を一定度理解していれば合格となる試験問題なので、全問題新規更新なんてことはないでしょう。
問題冊子が汚れたり痛んだりしたら更新対応かと思われます。（数年単位？）
よって、各問題はほとんど変わらないと思います。
だって、免許取る時だけ受ける試験ですし、公安が道交法等で理解していて欲しい重点事項は変わりませんからね。

全取り換えではなく、時代に合わせて新しい問題が増えたり削除されたりしてると思います。

どんな資格試験でもそうですが過去問に毎年少しづつ新問題を加えてると思いますが、運転免許の学科試験の出題範囲なんてとても狭いので、実質的には同じ問題をずっと使いまわしてる状態だと思います。