初心運転者講習について質問です。原付の免許を取得して一年以内に

初心運転者講習について質問です。
原付の免許を取得して一年以内に違反点が3点になってしまい、講習通知が届きました。
講習は上位免許を取得すれば回避できると聞いたのですが、いつまでに取得すれば回避できますか？講習は10月の後半にあり、免許は2026年の6月中旬まで有効です。自分が悪いのは承知していますが、教えて頂けたら幸いです。

上位免許を取るつもりなら初心運転者講習は受けなくても何も不利にはなりません。
（ただし、どう頑張っても違反の点数はそのままですのでその点は注意）
再試験までに上位免許を取得してください。
再試験は免許取得後１年を経過してから来るはずです。
つまり免許証の有効期限は全く関係なくて、大事なのは免許を取得した日です。
原付なら、小型特殊以外の免許なら何を取得しても上位免許です。
例えば、大型特殊でも上位免許になりますが、現実的には普通二輪、大型二輪、普通自動車、準中型自動車のいずれかになるでしょう。
限定付きの免許でも構いません。
生活にバイクが手放せないのであれば、小型限定の普通二輪でOKです。スクーターしか乗らないのであれば、さらにAT限定でも構いません。
取得した日に下位免許の初心運転期間は終わります。
ただし、それと同時に取得した免許の初心運転期間が始まりますので今後はくれぐれも違反の無いように運転してください。
冒頭にも書きましたが、今あなたは3点付いている状態なので、あと3点で免停です。これは運転する車種を問わずです。
初心運転者高周波回避できても、免停はどうやっても回避できません。

初心者講習の通知が届いてしまったなら、もう初心者講習を回避することはできません。ただし、受講は任意です。受けなければ再試験になるだけです。
しかし、もし講習を受けなくても、原付の初心者期間の1年間が終わる前に上位の普通自動車免許を取得してしまえば、それにより原付の初心者期間が「無事に」終わったこととされ、初心者期間経過後の再試験に呼ばれる事はありませんから、実害は発生しません。その意味で、原付の初心者期間中に普通自動車免許を取れば回避できる、と言えます。
また仮に、原付の初心者期間が終了し、再試験の通知が届いてしまったとしても、その実施までに普通自動車免許を取得してしまえば、その再試験の不受験で取り消されるのは当の原付免許のみで、取得した普通自動車免許は失われません。普通自動車免許で引き続き原付は運転できるので、これも実害はありません。よって、質問者さんが期待する「回避」の期間は、かなりの幅が期待できることになります。

初心運転者講習は再試験を受けなくてもよくするために受講する講習です、
原付免許の初心運転者講習の受講手数料は10,700円です。
普通免許や二輪免許なら、再試験に技能試験も含まれているため、高い確率で再試験不合格、免許の取消に至ますので、初心運転者講習を受講して何としても再試験にならないようにする必要があります。
しかし、原付免許の再試験は取得したときに受けたものと同等の学科試験のみ、少し勉強をすれば容易に合格できますので、高い講習費用の初心運転者講習を受講してまで再試験を回避する必要がありません。
再試験の合格率は70％程度、再試験の受験料は1,000円のみです。
万が一、再試験に不合格になると、原付免許は取り消されますが、欠格期間がありませんので、翌日以降、学科試験に合格して、原付講習を受けることで再取得ができます。
再取得にかかる費用は8,050円です。
初心運転者講習を不受講にすると、原付免許の取得から1年になる頃に、再試験通知書が届きます。
再試験の受験期間は1か月ありますので、ちょっと勉強をして再試験を受けて合格してください。
それだけで原付免許は2年目以降も継続できます。