野田樹潤さんは、わずか18歳の日本の女性レーシングドライバー

野田 樹潤さんは、わずか18歳の日本の女性レーシングドライバーですが、F1ドライバーであった野田英樹氏の次女として誕生し、3歳よりキッズカートを乗り始め、4歳でレースデビューしました。
6歳以降からレーシングカートの上位クラスで多くの優勝タイトルを獲得しています。
さらに11歳で「フォーミュラU17チャレンジカップ」（F4相当）に初参戦して、翌2018年からは同シリーズのF3マシンクラスに転向し、2019年まで出場したレース11戦を全て優勝で飾っています。

お聞きしたいのは、
1、野田さんは、レギュラーのF1ドライバーになる可能性はありますか？
2、野田さんは女性ですが、レーサーとして全盛期の岩城滉一や近藤真彦と比較して、どちらがレーサーとして優れていますか？

１．ゼロではありませんが、スポンサー獲得目的の話題作り以外での可能性が限りなくゼロに近いです。
今まで採用された女性F1ドライバーの中で決勝戦まで進出できたのは2人だけ。ポイントを獲得できたのは1度。それも59年前で6位に入賞。かつレース自体は途中中断された時だけなんです。
最も近年であるのは1992年にブラバムに採用されたジョバンナ・アマティ。それも3戦出場しただけで上記の通り予選落ちとなっています。
この結果になった理由は明確で、F1カーでは数周走っただけで体力が限界に達しまともに周回出来なくなったためです。一つ下のカテゴリーであるF3000では決勝まで戦える体力があってもF1では数周も持たない。それを2時間近く走行しなければならないのだから、体力的には不可能と言わざるを得ません。
正直体力的に不利である女性ドライバーはF1においては全く通用しないんですよ。
この点から野田樹潤さんがいくら優れたドライバーであっても、F1で通用するドライバーに慣れる可能性がゼロに等しい。話題作りのために採用されることはあっても、レースで結果を残せる可能性がゼロに等しいのだから、純粋にドライバーとしての技量で採用される可能性はゼロに等しいと思います。

２．岩城滉一氏はトップドライバーではありません。芸能人であるが故資産の豊富でスポンサーも集まりやすかったことから、自らのチームでレースに参加できただけです。実力的には日本国内においてもトップドライバーよりもはるかに劣ると言わざるを得ません。
それ故純粋にドライバーとしての技量を磨いてきた野田樹潤さんの方がドライバーとしては優れていると思います。
近藤真彦氏も芸能人ではありますが、彼は実力で日本最高峰のレースに出場できるまで技術を磨いたドライバーでもあります。現役時代レーサーとしても地位を実力で勝ち取ってきたんですよ。
現状では野田樹潤さんは近藤真彦氏の実力まで達しているとは言い難く、むしろこれからの経験によってさらに高みを目指せるものだと思います。
それ故将来的には分かりませんが、全盛期の近藤真彦氏よりも野田樹潤さんのドライバーとしての技量は現状では下だと言わざるを得ないと思います。

1. 無いです。F1ドライバーになるためにはスーパーライセンスポイントを直近3年間で40ポイント以上獲得する必要があります。仮にSFの参戦を続けるならシリーズポイントで3年連続で3位以内にいる必要があります(最短2年連続でシリーズ2位以内)。
岩佐歩夢はF2で既にスーパーライセンスポイントをクリアしていますがF1のシートは得られていません。F1を目指すなら少なくとも彼に常時勝てるレベルではないと話になりません。
https://motorsports-regulations.com/f1/super-license-2024
https://jp.motorsport.com/super-formula/news/mugen-respond-marko-sf-quote-for-2025/10657998/

2. 近藤真彦のほうが上と思います。