更新時に優良運転者に区分された人は、全国どこの都道府県でも更新の申請を行い、更新時講習を受講することができます。
ただし、あくまで申請と講習受講をできるだけで、新しい免許証は住所地を管轄する公安委員会からの交付となりますので、住所地を管轄する運転免許試験場等へ受け取りに行くか、郵送交付を申し込まなければなりませんが、郵送手数料はとても高いです。
この経由更新が可能な場所は限られており、たいていは運転免許試験場等(たいてい日曜も可)、東京都で行う場合は「神田」と「新宿」の更新センターで平日のみの扱いとなっています。
経由更新は誕生日までに更新連絡書を必ず持参して行う必要があり、更新手数料2,500円を住所地の都道府県の収入証紙で用意しなければなりません。(経由手数料550円と講習手数料500円については手続き先で納付)
住所地が東京都の場合は、運転免許試験場や更新センター、指定警察署で2,500円を納付し、交付された免許証更新手数料納入済通知書を持参します。
また、経由更新の人は運転免許証の写真撮影をしてもらえませんので、運転免許用の写真を用意していかなければなりません。
必要なもの
~更新連絡書(更新ハガキ)
~更新手数料2,500円(住所地の道府県の証紙、東京都は事前に納付した納入済通知書)
~経由手数料550円、講習手数料500円(手続き場所で納付)
~郵送手数料1,500円~1,700円程度
~写真(縦3cm×横2.4cm)
まとめ
■更新ハガキが必要で、手続きは誕生日まで
■経由更新ができる場所は限られている
https://www.npa.go.jp/annai/license_renewal/keiyu_address.htm(一覧)
■更新手数料2,500円を住所地の道府県の収入証紙で用意するか、住所地での事前納付が必要
■経由手数料550円が必要になる
■新しい免許証は住所地の運転免許試験場等で受け取るか、郵送交付を申し込む必要がある(手数料が高い)
■運転免許証の写真が必要
長期出張で現住所を離れている場合等を除き、日曜日に運転免許試験場等で普通に更新手続きを行ったり、警察署で更新ができる場合は、休みを取って近くで平日に更新手続きを行ったほうが無難かと思います。
例えば、遠隔地への単身赴任でほとんど家に帰ることができない場合に、家族に収入証紙と更新ハガキを送ってもらい、赴任先で更新を済ませることで、更新には少し手間と費用がかかっても、高い交通費をかけて家に帰らずには済む、これが経由更新の使い方ではないかなと思います。 |