スタッドボルトが固定される原理を教えてください。車のホイール装着の為に

スタッドボルトが固定される原理を
教えてください。
車のホイール装着の為に使用予定です。
スタッドボルトの説明書きには
スタッドボルトの締め付けトルクはは50N•mでとあります。
ホイールのナットの締め付けトルクは120N・m

元々輸入車なので
ホイールボルトの締め付けトルクは140N ・mとかいてあります。
スタッドボルトも140で締めなくて大丈夫ですか？

締付けトルクと言うかネジロックで
完全固定する物でしょうね
日本仕様に変更する訳ですかね
強度的には弱くなりますよ
よってナットは120N.mですね

スプラインが切ってあるので大丈夫です。

途中にあるふくらみ(ネジ山のない部分)が穴に食い込んで弾性変形することによる摩擦力で固定される。
http://www.crgjapan.com/web/products/2010/09/post-76.html
オーバートルクで締めると穴やふくらみが塑性変形してしまい、固定が緩くなったり交換が必要になったりする。

通常のボルト(ナット)使用においては間に被締結物が入り、ボルトが伸びることによる軸力の発生で締結が行われます。伸びが弾性域から、塑性域に切り替わる瞬間を狙うので、少しのオーバートルクでボルトは容易に破断します。
ボトミングスタッドは不完全ネジ部にねじ込んで終わりです。間に被締結物はないのでボルトは伸びず、下穴にクラックを発生させないが不完全ネジ部までを十分に食込み緩みが発生しないところまでねじ込むとなります。
この時のトルクは当然低いです。(ボルトを伸ばすわけではなく、圧縮方向)
その後、ホイールを間に挟んで締め付けるときはボルトは伸びる方向になり、塑性域ギリギリの軸力がでるトルクで締めることになります。

規定通りで大丈夫だけど緩み止めのロックタイトなど塗っておくと安心。