シエンタ2列シート車 HYBRID FUNBASE G のオーナーです。またカローラフィールダーは、亡父が乗っていた先代をちょくちょく借りていました。
カローラフィールダーが選択肢に入っているということは、シエンタは2列シート車でご検討でしょうか?
この両車種はどちらも、小ぶりなボディに広い荷室をもつ便利なクルマですが、荷室に関してはカローラフィールダーの方が、日常的な使い勝手は良いと思います。
シエンタは高さ方向に広く、カローラフィールダーは長さ方向(リヤゲートから見て奥行き方向)に広い荷室をもちます。後席に人が乗車した状態だとシエンタの方が多く積めますが、シエンタの荷室をフルに使うには荷物を上に積み上げることになり、荷崩れの危険性が高くなります。これを防ぐには、ディーラーオプションのラゲージアッパーボード(板)やラゲージアッパーボックス(布張りの箱)を付けて荷室を上下に2分割して、同じくディーラーオプションのラゲージマルチネット(網)で荷物を固定するなどの対策が必要となります。
Car&LiFe Niigata:2列シート車トヨタ『シエンタ ファンベース』の使い方が試乗して分かった
http://joyfultown.jp/carandlife/report/6522
対してカローラフィールダーの場合は、天井が低いので荷物の積み上げ高も低くなり、自然と荷崩れ対策になります。6:4分割の後席の片方を倒せば、後席に乗車しつつもかなりの荷物を積むことができます。
また、シエンタのリヤゲートは縦に長く角度も立っているため、開閉時に後方にかなりのスペースが必要ですが、カローラフィールダーのリヤゲートは狭い場所でも開閉することができます。シエンタのリヤゲートの制約は、私も試乗時には気づきませんでした。後方が狭くリヤゲートを開けられないような駐車場では、側面のスライドドアから荷物を出し入れしています。
価格は、シエンタ2列シート車の基本グレードFUNBASE X(ガソリン車 2WD CVT 1,776,600円)に、メーカーオプションの安全装備(Toyota Safety Sense 81,000円、インテリジェントクリアランスソナー 28,080円、サイド&カーテンシールドエアバッグ 48,600円)を注文して1,934,280円です。
カローラフィールダーの基本グレード1.5X(ガソリン車 2WD CVT 1,774,440円)は、Toyota Safety Senseとサイド&カーテンシールドエアバッグが標準装備となり、インテリジェントクリアランスソナー 28,080円の追加で1,802,520円です。Toyota Safety Senseは自動ブレーキ、インテリジェントクリアランスソナーは駐車時踏み間違い対策機能です。
リンク先の動画を見ていただくと、両車の荷室の違いがイメージできると思います。またカローラ店では両車を直接比較できますので、実車でご確認いただければ。
東京トヨペット(YouTube):新型シエンタ「FUNBASE」~キャンプにピッタリな大容量ラゲージ!~
https://youtu.be/7WcxZNQQgO0
toyotajpchannel(YouTube):【カローラ フィールダー】機能紹介/ラゲージスペース 【技術】
https://youtu.be/-C6kQL_HMDQ |