20系前期のヴェルファイア VELLFIREに乗っているのですが、スタッドレスを付けようと思い

20系前期のヴェルファイア VELLFIREに乗っているのですが、スタッドレスを付けようと思い購入したホイールが17インチ7Jインセット48と、純正のオフセット33よりかなり数値の違う物を買ってしまったのですが、
そのまま装着して使う事は可能なのでしょうか？
どなたか、お知恵をお願いいたします、

スペック上は履けることになっていますが、いくつか留意点ありますのでお知らせしておきますね。少し長くなりますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
◆内側の干渉について
以下の一覧は質問者様の夏仕様「純正1」からホイール交換した際の内側方向と外側方向の出っ張り具合と引っ込み具合を示したものです。
「候補1」は今回入手されたホイールですが、内側方向に21.35mm出っ張り、外側方向は8.65mm引っ込みます。
純正1) 16×6.5+33(内±0/外±0mm)
純正2) 18×7.5+45(内+24.7/外+0.7mm)
候補1) 17×7.0+48(内+21.35/外−8.65mm)
候補2) 17×7.0+43(内+16.35/外−3.65mm)
「候補1」は内側方向に21.35mmも出っ張りますが、「純正2」の純正18インチ仕様は更に24.7mmも出っ張っています。よって「候補1」についてはリムの内側がサスペンションアームに干渉することはありません。
＜ブレーキキャリパー注意！＞
但し、「候補1」のホイールデザインによっては、ブレーキキャリパーがホイールディスク(スポーク部分等)の裏側がブレーキキャリパーに当たる恐れがあります。当たると物理的に履けませんので、スペーサー等を利用して回避します。
そこで5mmの挟み込スペーサーを使った場合のスペックが「候補2」になります。この手のスペーサーは安価なもので、市販のものでは3mmと5mmが一般的ですが、そのままポン付けするには厚みは5mmまでが限界ですね。それ以上分厚いスペーサーはナットの噛みしろが足りなくなります。
または、ワイドトレッドスペーサーになりますが、これについては後述します。
◆見栄えについて
ホイールを外側はフェンダーギリギリまでツラ出しされた状態（ツライチ）が見栄えがよいとされます。20アル/ヴェルは特にリアホイールが内側に引っ込んでいますが、「候補2」では「純正1」よりも8.65mmもツラが内側に引っ込みます。見栄えとしてはかなり貧相になります。「候補2」では3.65mmの引っ込みになりますので少し良くなります。
＜ワイドトレッドスペーサー＞
もしも見栄えが気になる場合は、ワイドトレッドスペーサーを使うことになります。「純正1」「純正2」共に純正車高では、フロントは約20mm、リアは約25mm程度ツラ出ししても車検を通ります。以下、「候補3」は「候補１」に20mmのワイドトレッドスペーサー、「候補4」は25mmのワイドトレッドスペーサーを装着した場合のスペックです。
純正1) 16×6.5+33(内±0/外±0mm)
純正2) 18×7.5+45(内+24.7/外+0.7mm)
候補1) 17×7.0+48(内+21.35/外−8.65mm)
候補2) 17×7.0+43(内+16.35/外−3.65mm)
候補3) 17×7.0+28(内+1.35/外+11.35mm)前
候補4) 17×7.0+23(内－3.65/外+16.35mm)後
現実には｢候補3｣はフロント用、｢候補4｣はリア用になります。「純正1」でもそのままご利用いただけます。しかしながら、インセットが小さくなりすぎて、サスペンションに負荷がかかることと、ワイドトレッドスペーサーそのものの剛性も弱いことから、重たいアル／ヴェルではあまり推奨されないやり方にもなりますので、その点ご注意ください。
長くなり失礼いたしました。ご不明な点などございましたら追加でご質問いただけましたら幸いです。

内側干渉すると思いますが