【追】
それ、意外と大きいですよ。見た目に騙されてませんか?
全長×全幅 最小回転半径
ランクス 4,175×1,695mm 4.9m
先代ラフェスタ 4,575×1,695mm 5.5m
先代プレマシー 4,565×1,745mm 5.3m
エクシーガ 4,740×1,775mm 5.5m
フリード 4,215×1,695mm 5.2m
先代ステップワゴン 4,640×1,695mm 5.3m←意外と小さい
「大きな車はダメ」って言ってるのに、どうして巨大なエクシーガが出るんでしょうか?
あと、ボディの下半分が膨らんでいるデザイン優先の車より、スペース効率第一で垂直な車の方が車両感覚を掴み易いです。
真四角なミニバンって、意外と運転しやすいんです。
…
10年くらい前、軽のワンボックスバンをベースに1200ccくらいのエンジンを載せて3列シートにした車がいくつかありました。
その決定版がダイハツアトレー7/トヨタスパーキーで、軽そのままではなく全長を若干伸ばして「使える」サイズにしています。
http://car.nifty.com/cs/catalog/car_1/catalog_000920221_1.htm
これなら、ランクスよりふたまわり小さくて6人乗れますよ。
ただ、使いこなすには工夫が必要です。
なるべくコンパクトなチャイルドシートを用意してください。
上の子のジュニアシートは背もたれ付きのしっかりした物で良いですが、真ん中の子はエールベベのグローバが良いでしょう。この2人を3列目へ。
下の子はベビーシートが良いです。かといって体重10kgまでのベビーシートではあとあと困ってくる可能性があるので、レーマーかマキシコシがオススメです。
これを2列目右へ。
2列目左のシートバックを倒し、上の2人が乗ります。片側だけだとまたいで行く必要があります。
二人を乗せたらお婆ちゃんと下の子を乗せます。
かなり面倒ですね。そして2004年いっぱいで生産終了なので、既に10年近く経ってます。
あまり古い車はこれから維持費がかかる可能性が出てくるのでギャンブルです。
車に詳しい人ならば、10年くらいどうってことなく「あと10年は乗れる!」と思いますが…
軽トラベースの3列ワゴンが消えたのは、モビリオが登場したからです。
モビリオはフリードより微妙に小さいサイズですが、カクカクデザインと大きな窓で車両感覚が掴み易いです。
モビリオも軽トラワゴン同様のシートアレンジになります。ちょっと面倒。ただしお婆ちゃんが助手席ならなんとかなるかもしれません。軽トラワゴンよりは足腰が弱い人の乗り降りが楽です。
モビリオなら、初期型はパワステとCVTに弱点を抱えているので顔が変わってからの後期型がオススメです。
そのモビリオに対抗してできたのがシエンタです。
2003年にデビューして一旦生産終了したものの、後継車が不甲斐なさ過ぎてフリードに太刀打ちできなかったために復活した車です。
違いは2列目が左右分割になったこと。その代償として床に邪魔なレールが鎮座し、3列目が小さくなってしまいましたが、それを納得済みならモビリオより使いやすいでしょう。
ただ、構造的に不適合チャイルドシートが多いです。とりあえずグローバとベビーシートなら適合で使いやすいと思いますが、お手持ちのチャイルドシートがあったら適合を確認してください。
初期型で走行距離が多いとエンジンがカリカリになりやすいので、必ず試乗してください。
チャイルドシートが義務化されてから、子育てワゴンは改良、改良されてきました。
激動の10年だ経ったので、そりゃあ設計が新しいほど使いやすくなっています。
過去の車はそれなりに面倒なところがあるので、贅沢は言えません。
ちなみにフリードも格好付けてないで、もっとワンボックス的なデザインにすれば同じサイズでも更に使いやすいのになぁ…と思います。 |