ターボとタービンってどういう関係なんですか？なお、ターボというも

ターボとタービンってどういう関係なんですか？
なお、ターボというもののざっくりした仕組みは一応聞いたことはあります。
エンジンの排気の力を回収してそれを使って空気を圧縮して、その圧縮した空気にはたくさん酸素が含まれているから、そのたくさんの酸素を含んだ圧縮空気を使えばエンジンの燃焼の力がもっと強くなるじゃんっていう、だいたいそんなことだと考えています。
じゃあタービンってのは？
ターボとタービンの関係は？
ここがわかりません。

車の事に限って言えばターボはシステム名でタービンは部品名です。
ターボシステムは排気圧を利用してタービンを回し吸気を圧縮してエンジンに送ります。

長くなったので再投稿します。
●言葉の意味
言葉の説明から入ると、turboという英単語は、名詞であるturbineの形容詞です。
turbine : 名詞「タービン」
turbo : 形容詞「タービンの～」「タービンを使った～」
となるわけです。
だから「ターボ」だけでは意味が通じず、そのあとの言葉がいるんですね。
ガスタービンを使ってプロペラを回す「ターボプロップ」とか、ガスタービンでジェットを吹き出す「ターボジェット」などです。
●ではクルマで言うターボとは
クルマの場合は「ターボチャージャー」を示しています。
これを略して「ターボ」と呼んでいるんですね。
日本語にすれば「排気タービンによる過給機」です。
●そもそもタービンとは
「タービン」というのは、流れを持った流体（ガスや液体）を回転力に変えるものです。
一種の羽根車ですね。
水力発電では水流を当てて発電機を回す水流タービン、火力発電所ではお湯を沸かして発電機を回す蒸気タービンが使われます。
飛行機のエンジンも多くはガスタービンで、排気によりタービンを回して吸気を圧縮し、連続燃焼させます。
●まとめ
タービン : 燃焼ガスや水流により回転力を得るもの
ターボ : 元の意味は「タービンを使った何か」で、クルマの場合は「ターボチャージャー」を指す。排気によりタービンを回し吸気を圧縮する装置。

ターボとタービンってどういう関係なんですか？
ターボチャージャー・排気過給機の名称
タービン・ターボチャージャー内部にあるインペラの名称
ターボチャージャー・吸気側・コンプレッサーホイール
ターボチャージャー・排気側・タービンホイール

タービン(turbine)は流体の力を受けて回転し動力に変える機械要素。
ターボチャージャーの場合は、排気ガスを受ける部分がタービン。
turbineが合成語になるとturbo〜になる。
だから「ターボ」チャージャー(turbocharger)。
日本語のターボはターボチャージャーの略。
英語だとturboだけでは言葉が成り立たない。