外免切替と国際免許の違いはなんでしょうか？ - ジェネーヴ条約？に加入して

外免切替と国際免許の違いはなんでしょうか？
ジェネーヴ条約？に加入している日本での免許は国際免許を取得でき多くの国で運転出来るが、中国は未加入なので日本のように国際免許が受けられないので日本に来て外免切替というものを行う、ってことですかね？補足ジェネーヴ条約と運転免許って関係あるんですか？

「外免切替と国際免許の違い」
前者は、外国の免許を所持している人が、日本の運転免許に切り替えるための試験の手続きです。
後者は、ある国の運転免許で、別の国を一時的に訪問した時に自家用車を運転できるようにするための、免許証の翻訳証明書です。ジュネーヴ国際交通条約、もしくはウィーン国際交通条約の加盟国同士で適用されます。日本はジュネーヴ条約の加盟国です。有効期間は最大1年間です。
「ジェネーヴ条約？に加入している日本での免許は国際免許を取得でき多くの国で運転出来るが、中国は未加入なので日本のように国際免許が受けられないので日本に来て外免切替というものを行う、ってことですかね？」
その説明は「間違って」はいませんが、現実に即していません。確かに、中国はどちらの国際交通条約にも加盟していないので、国際運転免許証による運転の恩恵は受けられませんが…。
・条約によらずとも、欧州大陸や米州大陸の多くの国が、中国の免許と翻訳証明書の携帯で自家用車の運転を認めている。
・タイでもカンボジアでも、免許が安く取れる国際交通条約の加盟国はいくらでもあり、わざわざ高コストな日本で免許を取る必要は無い。
・日本の運転免許は、観光や商用などの短期滞在の資格では受験できない。
中国に限らず、日本の免許に切り替えたい外国人は、留学や就労などの在留資格で日本に長期に滞在し、日本国内で自動車の運転をしたい人達です。ジュネーヴ条約云々を理由にするのは、ただのこじつけです。
「ジェネーヴ条約と運転免許って関係あるんですか？」
国際運転免許のほうは関係があります。条約に基づき発行される翻訳証明書ですから、条約加盟国でのみ有効です。しかし、外免切り替えは無関係です。外国免許から日本の免許に切り替えができる国は、条約加盟国に限定されません。