運転免許の学科教本の問題について夜間はもちろん､昼間でも視界が200m以下の

運転免許の学科教本の問題について
夜間はもちろん､昼間でも視界が200m以下の場合は､非常点滅表示灯・駐車灯や尾灯をつけなければならない→❌
の理由はなんですか？

・高速
200以下
・一般道
50m以下
問題文は高速や一般道等指定されていないので「×」

・全ての道路が200m基準なのではない。
・灯火によらず停止表示機材の設置でいい場合がある。
・灯火の点灯義務がない場合もある。
…が理由ですね。道交法の条文だけ斜め読みして、肝心の「政令の定めるところ」を無視しているような人が、この問題にひっかかって点を落とします。
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道路交通法 第52条 (車両等の灯火)
車両等は、夜間（日没時から日出時までの時間をいう。(略)）、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
道路交通法施行令 第18条 (道路にある場合の灯火)
車両等は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路を通行するとき（高速自動車国道及び自動車専用道路においては前方二百メートル、その他の道路においては前方五十メートルまで明りように見える程度に照明が行われているトンネルを通行する場合を除く。）は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める灯火をつけなければならない。
一 自動車 車両の保安基準に関する規定により設けられる前照灯、車幅灯、尾灯(略)、番号灯及び室内照明灯（(略)乗合自動車に限る。）
二 原動機付自転車(略)
(略)
２ 自動車（大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車を除く。）は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路（歩道又は路側帯と車道の区別のある道路においては、車道）の幅員が五・五メートル以上の道路に停車し、又は駐車しているときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる非常点滅表示灯又は尾灯をつけなければならない。ただし、車両の保安基準に関する規定に定める基準に適合する駐車灯をつけて停車し、若しくは駐車しているとき、又は高速自動車国道及び自動車専用道路以外の道路において後方五十メートルの距離から当該自動車が明りように見える程度に照明が行われている場所に停車し、若しくは駐車しているとき、若しくは高速自動車国道及び自動車専用道路以外の道路において(略)夜間用停止表示器材若しくは(略)警告反射板を後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に置いて停車し、若しくは駐車しているときは、この限りでない。
道路交通法施行令 第19条 (夜間以外の時間で灯火をつけなければならない場合)
法第五十二条第一項後段の政令で定める場合は、トンネルの中、濃霧がかかつている場所その他の場所で、視界が高速自動車国道及び自動車専用道路においては二百メートル、その他の道路においては五十メートル以下であるような暗い場所を通行する場合及び当該場所に停車し、又は駐車している場合とする。
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視界が２００ｍ以下は高速道路上での決まりで、一般道は５０ｍ後方から見える状況なら必要がないとされています。

運転免許の学科教本では、昼間の視界が200m以下の場合でも、非常点滅表示灯や駐車灯、尾灯を点ける必要がないとされています。これは、通常の走行中においては前照灯や尾灯の点灯が求められる状況が限定されているためです。具体的には、トンネルや濃霧などの特定の条件下での点灯が義務付けられており、視界が悪い場合でも昼間の通常走行では必ずしも非常点滅表示灯や駐車灯を点ける必要がないとされています。したがって、問題の意図は、特定の条件下での点灯義務を理解させることにあります。

視界が200m以下の場合、非常点滅表示灯や駐車灯、尾灯をつける必要があるのは正しくありません。
道路交通法第52条第1項では、「車両等を運転する者は、雨、霧等により視界が著しく制限されるおそれがある場合には、前照灯を点灯しなければならない」と定められています。つまり、視界が200m以下の場合は前照灯を点灯する必要があります。非常点滅表示灯や駐車灯、尾灯を点灯する義務はありません。
したがって、問題文の記述は誤りです。視界が200m以下の場合は前照灯を点灯しなければなりません。