なぜ日産e-powerはパワフルなのでしょう？ - オーラ系は1.2Lベー

なぜ日産e-powerはパワフルなのでしょう？
オーラ系は1.2Lベースで136ps、300Nmを生み出します。
セレナは1.4Lベースで、163ps、315Nmです。
フィット FITは1.5Lベースで、123ps、253Nm。
ロッキーは1.2Lベースで106ps、170Nm。
エクストレイルは1.5Lターボベースで204ps、330Nm。
4WDだと340ps、525Nmです。(単純合算ですが)
シビック CIVICは2Lベースで、184ps、315Nmです。
日産は他者に比べて、エンジンスペックより遥かに大きいパワーをモーターで生み出しますが、なぜ他社よりスペックが高いのでしょうか？？

パワフルというかエンジンの発電能力以上にハイパワーなモーターを積んでいるのでe-powerは長い登り坂などをハイスピードで長時間走ったりしていると電欠になる場合があります
他社のシリーズハイブリッドは発電能力内で収まる出力のモーターを使っているので長い登り坂でも電欠し難い傾向があります

そりゃあ完全モーター駆動なら『バッテリに電力余裕がありさえすれば』強力なモーターの大トルクが目いっぱい出せます
手回し発電機でも結果は同じです
ほとんどの人はアクセルベタ踏みなんて滅多にしません
日常領域で厚みのあるトルクがレスポンス良く発揮出れば十分以上
その領域を思いっきり重視した駆動方式なので走行フィールは快適です

単純に「リーフ用モーター」を流用したからでは？
→初代e-powerはリーフ用モーター「EM57」でした

それが、技術の日産なんですよ。

単純に比較できない物を比較しているように思います。
例示された車の中で、モーターだけで走るのは、オーラ、セレナ、ロッキー、エクストレイルだけです。
実は、エンジンで発電してモーターを動かす車の場合、排気量は直接関係ないはず。
バッテリーの容量を少し大きめにして充電容量を大きくしておけば、エンジンは小さくても大出力のモーターとの組み合わせはできるはず。
逆に、その辺りのセッティングによっては、高速道路に行くと電力が足りずに、ずっとエンジンが回りっぱなしで燃費が伸びないということもあるはず。

フィットの123ps、253Nmというのは、モーターだけの出力ですよね。
フィットの場合は、エンジンでの走行もできますし、エンジン＋モーターの走行も可能。
エンジンの出力が106PS、127N-mという事なので、車として使えるのは、その合算、229PS、380N-mということになります。
オーラよりも上ということになります。
これはシビックも同じです。
ただ、普通はこんな比較はしないです。

ロッキーは、走行に使える出力は106PSという事で、かなり低パワーに思えますけど、ガソリン仕様が87PS～98PSですから、十分なパワーがあるとみることができます。
それよりも、同じ1200ccのエンジンを搭載するロッキーとオーラを比較すると、オーラの方が200kg位重たいんです。
おそらく、大モーターに対応してバッテリーを大きくした結果じゃないかとは思うんですけど、省エネのためのハイブリッドのはずが本末転倒ということになります。
数字ではオーラは136PSとなっていますけど、そんなに大きなパワーが必要なのかな？
もっと小型のモーターにすれば、ロッキー並みに軽くできたと思います。
走すれば燃費も向上したんじゃないかな。
いまだに有名ですけど、AE86のレビン／トレノは130PS、それもグロスと言って今よりもパワーは大きく出る測定法。
今に近い測定法だと、やっと100PSくらいとか。
それを考えると、ノートとかオーラの136PSはオーバーパワーでしょう。
それが日産の物の考え方というのなら、明らかに間違いと言えるんじゃないかな？

駆動は完全にモーターだけなので最高トルクは高いし、立ち上がりですごく体感がある。
乗ったらわかりますが、最高出力は全然感じないですよ。