コンセプトカーの時は、モーターショー出展時は。サイドミラーがカメ

コンセプトカーの時は、モーターショー出展時は。
サイドミラーがカメラ式になってるのに。
いざ市販するとなると国産車は１００％、アナログな鏡のサイドミラーになりますよね。
これは車検通らないからですか？
オースチンとか大昔のミニとかサイドミラーないけど、これはどうなんだろう？

ただのコストの問題です
サイドミラーは昔の車は必要ありませんでした
同じくシートベルト、ウィンカーも必要ありませんでしたので最初から着いてない車があります
車検は現代の法律ではなく、初回登録された
年の法律が適応されるのでシートベルトなし
ウィンカー、サイドミラーも無い車が街中を走れます

サイドビューカメラは、今はコストの問題が大きいですが・・・評判がイマイチなんですよ。
法規で視角が決まっていて、それに合わせて鏡面もカメラも設計してありますが、鏡面だと、ドライバーがちょっと頭を振れば設計視角以上の広い範囲が見え、カメラだとそれが効かない、ということです。（バイクに乗るヒトは、この話はよく判るでしょう。バイクのミラーは『自分の真後ろ』がよく見えず、クビを振ったり身体を少し避けたりして、真後ろを確認します。）
これはカメラが更に広い範囲をカバーすれば済む話ではありますが、一方車内のモニターの面積は無尽蔵には広く出来ないので、カメラで広い範囲をカバーすると、表示する画像全体が小さくなります。
しかしこの『実態に対して小さく見える割合』というのも法規で決まっていて（これにより鏡面の曲率が決まっています）、カメラで視角を広げるのもなかなか難しい、ということもあります。
ちなみに、ちょっと脱線しますが。
この『実態に対して小さく見える割合』というのは国によってマチマチで、日本の様に多少小さく見えても広い範囲をカバーすることを重視する国と、英国の様にフラットなミラーで視覚距離と実距離の差が小さいことを重視する国があります。（アメリカはその中間で、過去にミラーの像が『実態に対して小さく見える』ということで事故が起こって自動車メーカーが訴えられたことがあり、故に左サイドミラーの鏡面の下に『ミラーで見える距離と実際の距離は違う』みたいな注意書きが入っています。この『お笑いコーション』は、映画『トイストーリー』でもネタにされてましたね。）
>オースチンとか大昔のミニとかサイドミラーないけど、これはどうなんだろう？
それは純粋に法規です。
驚いたことに、サイドミラーを必要としていなかった、或いは運転席と反対側のミラーしか要求していなかった法規が、海外では結構最近まで（といっても1960年代までですが）残っていました。
勿論、現代ではサイドミラーが不要な法規など、少なくとも先進国にはありませんし、ISO（国際標準化機構）のTC22（自動車専門委員会）でも取り決めがあり、ドアミラーが無いクルマは販売出来ないことになっています。

レクサスで純正採用されましたが、今の車は採用されてません。
ということは、便利ではなかった、と言うことになりますけどね。

書こうと思ったら既に書かれてた〜
100％じゃあないですよ！既にレクサスESに採用されてますから。
他にもあるのかは知りませんけどね。

カメラ式でも車検は通りますよ。
ですが、鏡に変えた理由はカメラ式のミラーの車を運転してみれば、直ぐに判ります。
今、私が乗っている車はバックミラーがカメラ式なのですが、運転していると違和感が酷くて、駐車場以外でバックミラーはあまり見なくなりましたから。
違和感の理由は、ミラーに写っている映像が、カメラ位置からの視点になるので微妙にずれるのと、カメラの映像では遠近感が曖昧になる為に、後方からの車との距離感が狂います。
それと、大昔の車ではサイドミラーではなくフェンダーミラーが付いていますよ。

いえ、車検には通ります。
例えばレクサスESは純正でカメラ式サイドミラーを採用しています。
なので法規上はデジタルでも問題ありません。
ただ、実際の使い勝手としては微妙なところで、
コストを含めると単なるミラーに比べてメリットがあまり大きくないので、なかなか採用されません。