カローラに1400CCが有ったのは1970年代の話ですね。
その頃のトヨタの販売網はトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、トヨタビスタ店、トヨタオート店の5チャネル体制でセダンは各社専売だったから多くなっただけです。
夫々の販売チャンネルでターゲット層が異なっていたので存在意義がありました。
1970年代後半での状況は。
カローラはカローラ店専売車種で当時のカローラ店のセダンはカローラしかありません。
全て4気筒エンジンで排気量は1,600/1,400/1,200ccの3種類です。
主なターゲットは、30代までの若い家族です。
カリーナはトヨタ店専売車種で、クラウンの弟分です。
全て4気筒エンジンで排気量は、2,000/1,800/1,600/1,400ccの4種類です。
因みに、クラウンは6気筒エンジンで排気量は、2,600/2,200/2,000㏄の3種類です。
主なターゲットは、車好きな富裕層です。
コロナはトヨペット店専売車種で、マークⅡはコロナ派生の兄貴分です。
コロナは全て4気筒エンジンで排気量は、2,000/1,800/1,600ccの3種類です。
マークⅡは6気筒エンジンの2,600/2,000㏄と4気筒の2,000/1,800ccの4種類です。
主なターゲットは、30代以上の子育てを終えた家族です。
より多くの顧客を捕まえる目的でこのような形になったのです。 |