①
CPOの公式ホームページをご覧になってご存じだとは思いますが、一般の中古車からは考えられない項目の点検と消耗品交換を実施して店頭に並べられる訳ですから、当然、故障の発生率も低くなります。
故障が発生した際はトヨタ車よりも高価な部品になりますので、購入前のこの点検・交換が有ると無いとでは安心感が違います。
②
LSをご検討中だとのことですが、CPOにならずにトヨタの中古車店舗に並ぶ理由はなんだと思いますか?
LSに乗ってた方でクラウンに乗り換えるケースなど殆ど無いはずで、多くの場合は、レクサス店舗で下取りしたにも関わらず、何らかの理由で、CPO基準に満たない項目があった車両です。
単なる、製造から七年以上や過走行であれば良いのですが、複数オーナーの手を介して、レクサス店舗ではメンテナンス履歴を把握できない期間が存在する個体も含まれます。内装からの異音やへたりによる違和感、革シートのタルミに至るまで、一般店舗の取り扱い車両では走行上支障無しと放置されるマイナートラブルでも、正規オーナーの所有した5年以内の車両であれば、修理ではなく該当する部品全てを交換します。
レクサス店舗に並ぶCPOとその他の中古車の差は、購入後も担当店舗の対応の差として継承されます。
③
よくGLINKの話題になると、「ホテルの予約をしてもらった」とか「航空機もチケットを手配してもらった」等々は、実はブラックやプレミアムクラスのクレジットカードデスクでも可能ですので、私は殆ど使ったことがないです。
ただ、これらのカード会社等が提供するサービスはユーザー側から電話を介して連絡を入れる必要があり、Gリンクのような車両と連動した通信機能はありません。
正直、ホテルやレストランの予約、ナビのリモート設定等々は、年配の方以外はそれほど重宝しないでしょうけど、緊急時のセキュリティは絶対あった方がいいです。
例えば、エアバッグが作動するよな事故が発生した場合、乗員が電話できる状態に無いことが多いのですが、Gリンクは、オペレーター側からナビ介して「~~様、大丈夫ですか?!」と呼び掛け、応答がない場合は位置情報を元に警察と救急へ連絡が入ります。
年間一万数千円で、万が一の際には、メルセデスベンツもベントレーも真似できない生死を分ける機能が付いているわけですから、使わないとレクサス車に乗る意味の何割かは無駄にしていると思います。