普通の方は所得は増えないのに自動車はどんどん高額化（例、FIT

普通の方は所得は増えないのに自動車はどんどん高額化（例、FIT4や新型スープラ Supraなど）するのは何故でしょうか？安全装置で高額化？
8KTVも200万から20万で買えるようになりましたが。
バイクの高額化と同じなんでしょうか？

生産コストが下がっていません。
車も大量に売れると生産効率化が図れますから価格を下げることができます。
もう一点は需要と供給のバランスの中で
価格を上げても売れる市場があれば価格を下げる必要がありません。
しかし現状は軽自動車がよく売れる時代でもあります。
人口の減少・車離れの時代です。
販売台数は国内では落ちていくでしょう。
数がさばけなければ上代を上げて売上高を伸ばすか維持しかありません。
つまり台数が減った分上代を上げて売上高のバランスをとります。
そこに嫌気をさしたユーザーが軽自動車などに移行します。
また海外の発展国ではこれからが需要の伸びを期待できます。
よって予め上代を高めに設定し販促かけられます。
バイクも上記と同じ理屈です。
国内バイクメーカーはどんどん販売台数が落ちていますので
価格を上げて売上を確保します。

ここ最近の新車の高額化は、安全装備の充実なども理由の1つですが、それ以上に日本国内の新車販売市場の縮小と、今後拡大する見込みも無いことの影響が大きいと思います。
日本国内の新車販売台数は、2009年以降の直近10年間では年間500万台前後で横ばいですが、30年前の1990年に記録した約777万台との比較では、市場規模が3分の2にまで縮小した状態です。また現在では約500万台のうち軽自動車が約200万台と4割を占めており、200万円台の軽自動車をたくさん売ったとしても、新車全体で見れば1台当たりの平均価格(平均単価)は下がったことになります。
時事ドットコムニュース：【図解・経済】国内新車販売台数の増減率
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_car-newsales-japan
また自動車メーカーやディーラー各社は、日本国内において新車が売れないことを前提とした新ビジネスへの投資も始めています。代表的なものとしてはサブスクリプションやカーシェアリングがあります。新ビジネスを立ち上げ育てるまでの投資には、新車販売から得られた利益を充てることになります。
トヨタ公式サイト：KINTO(サブスクリプションサービス)
https://kinto-jp.com/
このような状況下で、新車の売り上げから適正な利益を確保するには、新車1台当たりの平均価格を上げるか、価格は据え置くが装備を削るなどして質を落とす(原価を下げる)か、いずれかの策を打たねばなりません。
日本の新車販売市場はすでに成熟市場となっているので、普通車を中心に前者の価格を上げる策を取っているのでしょう。後者の質を落とす策では、中所得者や高所得者が一気に外国車へ逃げるなどの離反を招き、さらなる販売不振に陥る恐れがあるからです。

最大の理由は「自動車は国際製品だ」ということです。自動車を構成する材料は日本国外で採取され、販売も日本国外が圧倒的多数です。そして国民の懐具合は、おおよそ先進国と呼ばれる国では「日本だけが貧しくなっている」状況です。日本以外の国ではこの価格上昇もインフレ率に沿った普通の価格でしかなく、そして日本においてのみ「買えない値段」になってしまっているんです。
販売が日本国内にほぼ限られる軽自動車であれば、内容に比して価格上昇は最小限に抑えられています。20年前のベーシックグレード同士の比較をしてみれば一目瞭然です。しかし例えば20年前にはN-BOXなどのような「上位車種を軽く上回る車内容積を持ち、高速道路でも問題なく走行できる軽自動車」はなかったため、そうした「この20年の間に出現した新たな軽自動車」が「軽自動車」価格の上限帯を押し上げる格好になっています。

車両本体の価格のみならず整備費用も上がっているから、人件費の高騰も一因なのかな。
ファミレスの夜間営業も、人が集まらずにやめることを宣言した企業もありますよね。
いろいろとオプションを付けると軽自動車でも200万円以上になる時代ですから、仕方ないのかもしれませんね。