個人的な思いでごめんなさい。
alf**さんと同じで,「スープラ」は,「セリカXX」であり,「トヨタ3000GT」なんですよね。つまり,日本人向けと言うよりは,アメリカ人向け,フェアレディZの対抗馬というイメージがどうしても拭えません。実際,A80が人気になったのも,アメリカ映画"The Fast and the Furious"の影響が大きいですし。
よって,今回のA90スープラがBMW製と最初に聞いた時,いかにもスープラらしいなと思ってしまいました。実際,故・成瀬弘氏の直弟子である,ヘルフィ・ダーネンスが担当したおかげで,このグラマラスなスープラが誕生したと思います。トヨタだけでは,これだけ官能的なスープラは誕生してこなかった,そもそも復活さえなかったと思っています。
世界的に見ても,ランボルギーニはアウディのエンジン,ロータスはトヨタのエンジンを採用しています。スカイラインがメルセデスのエンジンを採用したときはさっぱり人気が出ませんでしたが,スープラが国際色豊かにBMWエンジンを採用することは,よっぽどトヨタのつまらないエンジンを採用するよりは,スープラらしくて良いのかと感じています。