「燃費が悪い」スバル車が改善SUVにトヨタのシステム搭載って記事を見たのですが

「燃費が悪い」スバル車が改善 SUVにトヨタ YOYOTAのシステム搭載って記事を見たのですが、他社に頼るなんて苦渋の決断だったのでしょうか？歯を食いしばり屈辱を感じながらも頭を下げて使わせてもらったのですか？

部品なんて自社以外の方が多いですよ。
ただし1社だけ自社ばかりのメーカーがあり三菱は可能な限り部品は自社のパーツです。
なのでちょっと前に多発したデンソー?製燃料ポンプに三菱は入っていない。燃料ポンプは三菱電機製です。
その代わりに自社部品で不正があると他社は一切でて来ない。

クルマ1台作るにも膨大な部品が必要で、その多くに特許がぶら下がってます
ヘッドライトに採用されているLEDだって、その半導体を自社生産している自動車メーカーがいくつありますか？
全ての新車に搭載が義務付けられている横滑り防止装置は海外メーカーの発案ですね
誰もが知っていて、ほとんどあらゆる自動車が採用している3点式シートベルトはVOLVOの特許です。ただし無償公開。安全は全てのクルマに共有されなければならないという英断です
トヨタのハイブリッドシステムを使う。それが何か？
要はどう使いこなすかですよ
ちなみにトヨタ式ハイブリッド四駆は後輪がモーター駆動が相場ですが
スバルはシャフト駆動四駆にこだわった。燃費では不利なのにそれでもやる
そしてカップリングがどこのメーカー品であれ、その持ち味を引き出す制御はスバルだけのものです
メーカーごとの良い方の特質が維持されるなら別に問題ありません
ちなみにクロストレックe-BOXERから燃費は2割向上とか？
e-BOXERのWLTCモード燃費が四駆でリッター15.8キロだからリッター19キロくらい？それなりの燃費ではありますが、劇的な向上とも言いかねる
まあ加速力は随分と上がりそうですね。お値段も笑

かつてスバルは銀行からの融資継続のために軽自動車設計・生産を放棄しました。スバル・ブランド初の市販車となった「スバル360」以来の伝統業種で、「スバルの車でなければ」という熱心なユーザーをたくさん産んできた軽自動車事業からの撤退は「ユーザー切り捨て」以外の何者でもなく、これこそがまさに「苦渋の決断」なんです。
親会社であるトヨタのHVシステムを使うっつったって、直4エンジン前提のTHSを水平対向エンジンに組み合わせるのってほとんど新規設計だらけになりますし、もともとスバルはマイルドハイブリッドしか持ってなかったのでフルハイブリッドは「今から膨大な開発費と時間を犠牲にする」しか自前では準備できません。親会社のトヨタから技術供与してもらえるのは何のプライドが傷つくこともなければ、ユーザーを手放す話でもないでしょう。
THSも「ハイブリッドシステムのひとつ」でしかないんで、セッティング次第でかなり違った車に仕上がるのは以前マツダに提供したときでも明らかです。スバルもだいぶ「スバルらしいTHS」に仕上げてくると思いますよ。

＞他社に頼るなんて苦渋の決断だったのでしょうか？
同じグループであるトヨタのハイブリッド機構を使うのは「自然な流れ」でした。
→マツダもスバルと同じく、トヨタTHS提供を受ける予定です。（マツダは昔、アクセラでTHS採用例があります）
悪い言い方をすると「トヨタにおんぶにだっこ」ですが、トヨタとしてもTHS採用例が増えるメリットがありますので、お互いに「ウインウイン」とも言えますね。

すでに８６（BRZ）は発売当初からそうでしたよ
苦渋というより開発時にすべてスバル製だと燃費が悪いから、一部だけですが強制的にトヨタの機構を採用してるそうです。