普通自動車免許の学科の問題についてですが・・・。例外なく、上り坂の頂上付

普通自動車免許の学科の問題についてですが・・・。
例外なく、上り坂の頂上付近では徐行しなくてはいけない。
という問題があり、回答は~でした。
おかしくないですか？
例外なくということは、バイパスはもちろん高速道路での山頂付近でも徐行
ということですよね？でも、高速道路では最低速度が決められてると思うのですが・・・
教習所の指導員に聞いたところ
『自分で調べなさい』
と相手にもしてもらえませんでした。
詳しい方、どうぞ教えてください。補足補足ですが・・・
指導員には
上り坂の上りきる辺り＝頂上
だから、少しの上り坂にも頂上がある。
と説明をうけました。
これは正解なのでしょうか？
この言葉を言われて、悩んでしまったのですが

高速道路では頂上とは言いませんし。

もっとその規定の意味をしましょう。
もし頂上付近で徐行せずにそのままのスピードで進んだとします。頂上より向こう側は、頂上に着くまで見えません。でも頂上の向こう側がガケになってたらどうしますか??もしくは急カーブ、渋滞でもいいです。間違いなく追突や事故を起こしますよね。
それを防ぐために「頂上付近は徐行し、頂上の向こう側を確認してから走行しなさい」という意味になっているんです。頂上付近と同じ高さの道がその先続く場合など、頂上であっても向こう側が確認できるようなら徐行する意味はないんです。
道路交通法は、「事故を防ぐため」に定められた法律です。決められていることをやらなかった場合、確実に事故が起きます。そのことを頭に入れて問題に臨むと答えはすんなり出てきますよ。あまり屁理屈をいわないことです。

どうして『自分で調べなさい』と諭された内容を、安易に他人に頼るのですかね…。安易に他人から聞いても身になりませんよ。道路交通法くらい読んでみましたか？

さて、まったくもってその学科試験「~」が正しいです。質問者様の誤解は、道路交通法の理解が不足していることから起こっています。
まず、「頂上徐行」ですが、
道路交通法第四十二条に「道路のまがりかど附近、上り坂の頂上附近又は勾配の急な下り坂を通行するとき。」は、「徐行しなければならない」と定められています。
もちろん、バイパスだろうが何だろうが、「頂上付近」は例外なくコレに該当します。ここまではご理解されている様子。

次に「(高速道路では)最低速度が決まってるのに、徐行して良いのか？」という疑問をお持ちだと理解しましたが、最低速度の定義は、
・「法令の規定により速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、その最低速度に達しない速度で進行してはならない。 」(＠高速自動車国道以外・同第二十三条)
・「自動車は、法令の規定によりその速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、(略)最低速度に達しない速度で進行してはならない。」(＠高速自動車国道・同第七十五条)
と規定されています。
ですので、両項目により「法令の規定により速度を減ずる場合」は最低速度を下回っても良いことになります。もちろん「法令の規定」には第四十二条も含まれるわけで、「法令の規定により」徐行OKです。この部分をご存知なかったのではと思います。
(ただし、現実問題として、高速道路に「頂上」と呼べる部分があるかは別ですが…。)
だいたい「高速道路は最低速度があるから…」なんて事を言い出すのなら、貴方は例えば渋滞している高速道路でも最低速度を維持しなくてはならないとお考えですか？？？
まとめますと、
・頂上付近では徐行が必要。例外(除外)規定は無い。
・高速道路(等)では最低速度規定がある。こちらには例外(除外)規定がある。
のです。たったコレだけの話です。
よって、最低速度が示されている場合でも、徐行が優先します。
ハッキリ言えば、まさに「23条、75条を知らない人(中途半端に道交法を理解している人)をヒッカケる為の問題」だと思います。見事に引っかかってしまったわけですね…。(だからこそ、「自分で調べてみる」事が大事だと言われたと思うのですが…。もし私が指導者だとしても、ヒントは出さずに自分で調べさせると思います。その方が記憶に残るでしょうし。)
近い将来、免許を取って公道を走られる際に「きっと法律はこうなってるに違いない」と勝手に予測したり、「こういう風に解釈しよう」と勝手な解釈をして走行なさらにコトを切に願いますよ…。

【追記】
＞上り坂の上りきる辺り＝頂上
＞だから、少しの上り坂にも頂上がある。
道交法に「頂上」が何であるかの定義はありません。である以上、極めて一般的な日本語としての「頂上」がそのまま解釈されます。
大辞林によると「山などの、もっとも高い所。てっぺん。いただき。絶頂。」とされています。「山など」に「坂」が含まれるとすれば、すべての「上り坂の頂上」で徐行義務があることになります。つまり、「どの程度の斜度なら、『山など』に相当するのか」という議論をする余地はあります。
但し…。
今回は、問題自体にハッキリ「上り坂の頂上付近では」と、「頂上」である旨が記載してあるのですよね？ であれば、「例外なく(『頂上で』は)減速義務がある」という解釈にしかならないと思いますが。問題のほうでちゃんと「何が『頂上』であるか論争」にならないように配慮しているのです。
もしこれが「上り坂の上部では」だと、「それは頂上なのか？」って論争にもなりますが、問題に「頂上では」と断っているのですから、その論争は起きえません。(というか、論争が起こったとしても問題自体の~×にはまったく影響を与えません。)

あなたは学科問題を深読みし過ぎです。
問題で問うていることに、素直に答えましょう。
高速道路の坂を、それにあてはめようとすること自体、
考えが飛躍しすぎ。 もしそうなら、標識で注意を促す
はずでしょ？ そんな高速道路実際ありますか？

道路交通法第一条の意味が理解されてませんね。高速道路本線車道上で徐行したら、危険でしょう？教本を、よく読む事です。

高速道路に頂上とか無いですよ。そういう急勾配の高速道路はありませんし。高速道路にはちゃんと平均速度が確保出来ない道路はなれないとか規格がありますので。