「トップギアは低速ギアよりエンジンブレーキが大きくなる？」○か×か？

「トップギアは低速ギアよりエンジンブレーキが大きくなる？」
~か×か？運転免許の問題集をやっていてあってるか不安な問題があったので、わかる方どうか教えてください。おねがいします！

トップギアと言う言葉が難しいですかね？？？
1速 ロー
2速 セカンド
3速 サード
4速 トップ
5速 ハイトップ
って表現しますよ。
トップは4速ですので低速ギアよりエンジンブレーキが弱くなります。
正解は×ですね。
結構、ギアの名前知らない人いるんですよね。。。。

トップより減速比の小さいギア（高速よりのギア）は一般にはオーバートップまたはオーバードライブといいます。
厳密な定義はないようですが、縦置きエンジンのMT車では減速比１（直結）をトップ、減速比1未満をオーバートップといっています。5速MTでは4速が直結のものが多いので5速がオーバートップとなりますが例外もあります。
横置きエンジンでは直結段を作れないのでこの定義はあてはまりません。
単に最上段のギア(5速車なら5速)をトップとする呼び方もあります。
目的・位置づけから定義すれば、加速力やエンジンブレーキを犠牲にしてエンジン回転数を下げ、燃費や静粛性を得るための高速巡航用ギアがオーバートップということになります。常用ギアではないので縦置きエンジンのMT車では通常駆動ロスの少ない直結段はオーバートップではなくトップに使います。
逆に一部車種の上り急斜面での発進・走行や最大積載時の発進、悪路走行時などで使う一番減速比の大きいギアをエクストラ・ロー（スバル サンバー）、ウルトラロー（ホンダ アクティ）などといっています。呼称はメーカーによってまちまちです。2番目に減速比の大きいギアが1速・ローになります。
なお、MT車では各ギアが使用できる最高速は車種別に決まっており取説に載っています。シフトダウン時にはにこれを越えないようにしましょう。エンジンが致命傷を負ったりスピンして事故につながります。
質問の件はすでに他の方が回答されているとおりです。
エンジンブレーキにおける適切なギアの選択は b20a5151652さん の述べているとおりです。

答えは「×」です。
車輪側からエンジンを回すには、（エンジンシリンダー内部の圧縮や摩擦力があるので）力が必要であるために、エンジンブレーキを利用することができます。
トップギアと低速ギアにおけるエンジンブレーキの比較ですが、野球のバットを例に考えてみるといいと思います。
バットには細い部分（グリップ部分）と太い部分（ボールを打つ部分）がありますね。
同じ筋力の２人がいて、１人が細い部分を、もう１人が太い部分を持ってねじり合いをすると、太い部分を持っている人が勝つことは分かると思います。
※低速ギア使用時 →バットの太い部分がエンジン、細い部分が車輪
【車輪により大きな力を加えられるが、エンジン１回転あたりに進むことができる距離は短い（＝速度が出ない）】
→逆に車輪側から見ると、エンジンを回すには、より大きな力が必要となる。
＝エンジンブレーキが大きくなる
※トップギア使用時 →バットの細い部分がエンジン、太い部分が車輪
【エンジン１回転あたりに進む距離は長い（＝速度が出る）が、車輪に加えられる力は小さい】
→逆に車輪側から見ると、より小さな力でエンジンを回すことができる。
＝エンジンブレーキが小さくなる

エンジンブレーキについて解説すると以上のようになりますが、下り坂におけるギア選択の目安として、「その坂を上るときに使用するギアを選択すればよい」、と言われています。
登坂時は、急な坂ほど低速ギアを使用するので、逆に急な坂を下る（安全のためにエンジンブレーキがしっかりと効いてくれた方がよい）ときにも低速ギアを使えばよい、と知っておけば、エンジンブレーキの強弱を間違えることはないと思います。

×ですね。
低速ギアの方がギア比も大きいですから。

×です。
低速ギアの方がエンブレは大きくかかります。
『長い下り坂のときはギアを下げてエンブレを使ってあまりブレーキを踏み続けないように』 と教わるはずです。

低速ギアであればあるほど、エンジンブレーキは強くなります
なのでこの問題は×が正解です