もし無免許の友達に原付を貸してその友達が警察に捕まったら、貸り

もし無免許の友達に原付を貸してその友達が警察に捕まったら、貸りた人と貸した人はどうなりますか？例えば、罰金や減点など、具体的なことを教えて下さい。お願いします。
補足しかもバイクは貸した人本人の名義ではなく、前の持ち主の名義だったら 前の持ち主もどうかなりますか？

このケースでは①「無免許運転をした者」②「貸した者」の双方が処罰を受けることになります。
では説明します。
①まず、無免許運転をした本人についてです。
罰金と点数（無免許１９点）の累積があります。
えっ、免許がないのに点数があるのか…そのとおり、免許のない状態で違反者個人に点数が付きます。
よく、「無免やったら、１年は免許取れない」と聞きませんか。
１９点は取消該当の点数です、つまり免許がないのに取消の点数をもらってしまったことになるのです。
ただし、法律で１年間はこの点数が生きていますが、１年間なにも違反がなければ消滅し、前歴になると決めています。
１年免許が取れない、というのは点数が生きている期間中に合格しても、取消点があるので即取消（拒否といいます）になることを意味しているのです。
法律（道路交通法施行令３３条の２）はこの起算日を違反行為日としていますから、１年の初日は無免許違反したその日です。
刑事処分は罰金です、成人であれば１５～２０万程度（初犯で）です。
未成年の少年事件でしたら家庭裁判所の審判を受けますが、初犯なら「交通短期保護観察」でしょう。
②次は、原付バイクを貸した人についてです。
この場合、相手が「無免許」と知っていたならば「貸与幇助」や「教唆犯」になり、いわゆる共同正犯となります。
刑事処分は①と同じで罰金（成人）または保護観察（少年）です。
異なるのは行政処分です。
貸した人には点数は付きません、運転行為がないからです。ただしそれだけでは済まないのです。
道路交通法では、点数は付かないものの処分をする規定があります。
それを「点数制度外処分」といい、今回の例では「重大違反唆等」の処分対象です。
酒関係や無免許関係違反では違反を唆したりした場合、本犯と同一の処分をする規定です。
ですから、今回は０点なのですが１９点を累積されたと同一の処分になる勘定です。すなわち「取消」です。
車両を貸した人ですから、当然免許がありますよね。
なければ①と同じで１年間は免許が取れなくなりました。
【補足】
前所有者は本違反に無関係です。
貸与した車両が自己支配下にあれば幇助は成立します。
つまり、所有権は問議されず、無免許の人に車両を貸せる状態にあったか、否かが問題です。
たとえば、友人から借用中のバイクを無免許の人に貸与する…幇助成立です。このケースでは友人は違反に問われません。

無免の奴が捕まったら
そいつにそのバイクをパクったってゆわせんねん。

借りた者：無免許運転で、刑事処分（「1年以下の懲役、または30万円以下の罰金」）と行政処分（19点、欠格期間1年）を受けます。欠格期間が終わっても、免許取消者講習を修了しないと免許証の交付を受けられません。
貸した者：借りた者が、偽造免許証を提示するなどの悪質な手段で騙されて貸した事を証明出来ない限り、法律上は借りた者と全く同じ処分を科されるとなっています。罰金だけで点数は関係ないなんてことはありません。
事故を起こした場合、自賠責保険は使えますが、任意保険は一切使えないと思った方がいいです。自賠責の範囲を超える傷害（医療費と補償）と物的損害賠償責任は、最終的には車両の所有者にあります（盗難の場合もです）。
追：違反時点での実質的占有者（貸した者）の「届出義務違反」で処理されるのが一般的です。登録上の所有者はそう主張しないと類が及びます。事故の場合、被害者への賠償（補償）責任は、「運転者（借りた者）」、「実質的所有者（貸した者）」、「登録名義人（前所有者）」と関係者全員に課かってきます。

無免許を認識して貸した場合は無免許幇助でしょうね
罰金はありますが減点なんてありません
(このカテのお約束ですね)
他の方が自賠責に言及されていますが
自賠責は被害者救済が目的なので、でます
万が一無保険でも同様に
自賠責同等の給付は有ります
また、自賠責は「人」のみでいわゆる「対物」はそもそも無関係です

無免許のヤツに貸すなよ。何考えてんの？

なんで無免許のやつに貸すんですか？
無免許のやつはそもそも免許がないから減点とかはありません。無免許の容疑で逮捕されます。
もし事故ったら自賠責保険にも加入してないわけだから、周りの車両や公共物の弁償代や慰謝料、治療費など数千万円を違反者一人で払うことになります。
バイクを貸したやつは違法行為など幇助の疑いで逮捕されます。
もちろんその事故でバイクが全損しようが保険などありません。