本当に一発試験に合格したのか - 乙武洋匡氏は、普通自動車1種免許を一

本当に一発試験に合格したのか
乙武洋匡氏は、普通自動車1種免許を一発試験で受験して合格しましたが、本当に合格基準に達していたんでしょうか?
別に批判するつもりで投稿しているわけではないですが、私もここ最近は免許関係の質問投稿を幾つかしてきましたが、一発試験が如何に難しいか解かりました。
運転技術に於いて、絶対的な自信を持つ五体満足の人たちでさえ当たり前のように落とされるのに、四肢をまともに持たない乙武氏が一発試験に合格できるとは到底思えません。
彼が一発試験を受けた模様はテレビ取材が入ってましたが、テレビ取材が入っているから合格基準を甘くしたんじゃないでしょうか?

私は、普通免許・大型１種、大型２種と全て一発試験で合格した者です。
私の経験から言うと、一発試験は世間が言うほど難しくありません。世間の噂で言われるような、純粋な運転技術のアラ探しや高度な運転を要求している訳ではなく、試験コースのこの地点で後方確認、ウンイカーを出すなど、決められた範囲でのチェック項目ができているかどうかで、結構できていない人が多いので、結果的に合格者が少なかったり、難しいと感じているだけなんです。たしかに、試験管も人なので、人によってチェックの仕方に差が出来ますが、それもほとんど差のない範囲で、結構基準はブレていなかったですよ。

過去の大型自動二輪の実技試験は中型二輪とはあきらかに違うアラ探しの試験でした。
ほぼ完璧な運転をしている人たちがほぼ全員落とされていました。
通常の試験でも免許の種類によりアラ探しのレベル調整が行われていましたから、
何か特別な配慮があったとしても不思議ではありません。
免許試験なんてそんなものです。
ウソかホントかは知りませんが、自衛隊員が職務で必要な運転免許を取得する際も一般枠より受かりやすいとの噂も存在します。

他の方もおっしゃっているように、自動車を動かすという行為自体はさほど難しいものではありません。
免許試験で一番問われるのは、危険を予見する観察力と、それに対する状況判断です。もちろんそれ以前に、ルールを守らないことには話になりませんが、これは多くの人がやっていないというだけで、できないわけではないはずです。そう言った部分では、肢体障害のハンデはほとんどありません(視覚や聴覚の問題ですと、ハードルが高いですが)。

「運転免許統計」で確認したところ、運転が自分の障害に合わせた車両に限られる限定免許を受けている人は、全国で20万人以上います。この数は、例えば二輪AT限定免許保有者の約3倍にあたります。
障害者の免許取得というのは、それくらいありふれたことなのです。もちろん、乙武さんのような重度の障害ではなければ、自動車学校で取得できることもありますので、その全員が試験場で免許取得したわけではありませんが、試験場で受けた人も相当数いるはずです。
そして、我々健常者とは、取得にかける「熱意」が違います。費用面で試験場を選んでいるのではなく、基本的に「そこでしか受けられない」という人達ですし、受験するためには自前でクルマを用意しなければいけないのですから経済的にも大きなリスクを負って受験しています。当然、普通は練習や情報収集にも十分な時間を割きますし、まして世間の注目を浴びる立場であればなおさらです。

多少の甘さがあったのかもしれませんが・・・一発試験もそれほど難しいとは思いません。
十分に練習を積んで試験に臨んだのではないでしょうか。
普通の人はあまり練習しないで受けるとか自己流だと思います。 乙武さんくらいになれば金もあるしマスコミも協力するでしょうから 専用車両でスペシャリストが教習をして試験に備えたのだと想像します。

専用の車があって持ち込み可能なら四肢の不足は案外問題では無いのよね。
一発の問題は『安全運転出来ているかどうか』。
正直、どこに気を配って運転しているかが重要で、そこが分かんない奴は１０回２０回受けても受からんよ。
勘どころはどんな試験にもあるし、また、それを掴みさえすれば案外簡単。逆に言えば、それを掴んでいるかどうかが分かれ道。
まあ、有名人だからその辺りは師匠が居るでしょうし、居るなら試験場での合格もさしたるハードルの高さでは無い。
非公認で合格している人はみんなソレなんだし。

まあ、明らかな減点行為がなければ、あとは試験官の旨先三寸でもありますからね。
可能性として採点基準が通常よりも甘かった可能性は否めないでしょう。