運転免許の学科について。ある教材に、砂利道は舗装道路に比べて制動距離は長

運転免許の学科について。
ある教材に、砂利道は舗装道路に比べて制動距離は長くなるって書いてあるんですが、砂利道の方が摩擦抵抗少なくな
いですか？ちゃんと舗装されてる道路の方が摩擦抵抗が大きいから制動距離は長くなるって他の教材にはかいてあるんですが。正しい答えはどっちなんでしょう？

制動距離とはブレーキをかけて停まるまでの距離ということはわかりますよね？
舗装道路と砂利道で足を滑らせてください。
砂利道は滑りやすくないですか？
滑りやすい路面は制動距離が伸びるということです。
摩擦抵抗が大きければ制動距離は短くなります。
摩擦抵抗がおおきいから制動距離は長くなるというのは、おそらく読み間違えたのだと思いますよ。

摩擦抵抗と転がり抵抗を混同していませんか？
制動距離距離は、同じ車同じブレーキなら、タイヤと路面の摩擦抵抗で決まります。
舗装路の摩擦抵抗＞砂利道の摩擦抵抗 です。
つまり、砂利道は制動距離は長くなります。
これは、砂利道でブレーキを掛けたとき、タイヤが接している砂利が横にずれたり転がるからです。
また、転がり抵抗については、ニュートラル状態など惰性で走っている場合、
舗装路の方が転がり抵抗が低いので走行距離は伸びます。

質問の意味が少し分かりづらいんですが、砂利道の方が舗装路よりも滑ります。特に雨が降り始めて少し湿った砂利道はよく滑ります。学科でもよく出るので覚えておいてくださいね。( ・∀・)

砂利道の方が路面抵抗は大きい。だから『ブレーキを踏まずに』ダラダラーっと止まるまでの距離なら舗装路面より短い。
砂利の凸凹を乗り越えて車は進むのだから。
ただ、ブレーキを踏んで停止したい場合、摩擦係数の小さい砂利道では舗装路より制動距離が延びる。
砂利がコロやベアリング風に働き、タイヤ自体をいくら止めようと、車は砂利の上を滑って行くから。
と、砂利道は舗装路と比較すると、走るのにエネルギーを使う上に止まり難い。ホコリもたつし。

質問がおかしくありませんか？
摩擦抵抗が大きい＝制動距離が短い です。
舗装道路は舗装が地面に固定されているので動くことはありません。なので舗装とタイヤが直接摩擦しますので摩擦抵抗が大きいのです。
砂利道は地面に砂利が載っているだけで固定はされていません。したがってブレーキを掛けてもタイヤと砂利、砂利と地面のうち摩擦抵抗が小さい方に力が逃げて滑りやすくなります。
同じ理屈で、雨が降り始めの舗装路も滑りやすくなります。舗装の間に入り込んでいたゴミや埃が水で浮き上がり、舗装とタイヤの間に入って摩擦抵抗を減らしてしまうためです。
参考までに：砂利道でもABSの付いていない車ですとフルブレーキによってタイヤの前に砂利が盛り上がり、短く止まれる場合もあります。ただし速度や路面状況によってまちまちです。
基本は、「砂利道は舗装道路に比べて制動距離が長くなる」「砂利道の方が摩擦抵抗は少ない」です。

砂利道はタイヤとの接点面積が小さくなり、更に砂利は地面に固定されていないため砂利自体が滑り（砂利通しどうし）制動距離が長くなります。
舗装路は、タイヤとの接点面積が大きく、地面に固定されているため、摩擦抵抗がそのまま制動につながり短くなります。