一時停止について教えて下さい。写真のピンク色のところの文章、停止

一時停止について教えて下さい。写真のピンク色のところの文章、停止線が無い交差点は徐行だと思ってました。
停止線があり信号機が無い交差点となにがちがうのでしょうか。
止まらなきゃいかんのなら、道路に停止線を描けばいいのに。予算の問題ですか？
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2024-10-7 20:00 upload

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徐行でいいんですよ。
そうじゃなきゃ全ての交差点が一時停止しなくちゃいけない。
おそらくこれは、その下に書いてあるような場面に遭遇した時はどこで一時停止をするのか。
を、説明しようとしてるのではないですかね？

そもそもこの章は一時停止の章です。
従って、一時停止の標識があることが前提の上で、停止線の標識などがあれば、停止線で止まりなさい、なければ交差点の直前で止まりなさいと、止まる位置を教えてくれています。
また、もし、あなたがいう「停止線」が道路標示(路面に引かれた白い線)だったら、あなたは大きな勘違いをしています。
停止線の標示に停止を強制する意味はありません。あくまで止まる位置を示しているだけです。
もし、一時停止が必要な場所には必ず「とまれ」の標識があります。

この教科書の解説は、道交法４３条の規定を写したものですね。
この教科書の質問に切り取った部分の周りに、「止まれ」の標識がある場合は一時停止する必要があると書いてありませんか？
解説は、標識に従って一時停止する場合、どこで停まるべきかを解説したものになっています。
止まれ標識だけがあって停止線が書いてない場合は、交差点の直前で停まれという解説です。
舗装した道路で、止まれ標識だけがあって停止線が書いてないことは滅多にありませんが、道路には白線を引くことが出来ない未舗装の道路も存在しますので、それに対応した法律となります。
一時停止標識がない、信号もない交差点は、自分が優先道路であればそのまま通過し、交差道路側が優先道路であれば徐行し、安全確認の上、交差道路の通行の妨げにならなければ行くことが出来ます。

***
【道路交通法】
（指定場所における一時停止）
第四十三条 車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前（道路標識等による停止線が設けられていない場合にあつては、交差点の直前）で一時停止しなければならない。この場合において、当該車両等は、第三十六条第二項の規定に該当する場合のほか、交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。

これ、笑うほど間違ってますね。
「道路標識などによる停止線」そんな物無いです、
「道路”表示”による停止線」の間違いですね。
「止まれ」の逆三角形の標識が有って、
停止線が有れば、その手前で。
無ければ交差点の手前で停止します。
逆に「止まれ」の標識が無ければ、
停止線が有っても一時停止する義務は無く、
その交差点の状況により徐行が必要な場合が有ります。
その本、信用できないですね。

ピンクの話は、あくまで止まらなくてはならない場合であることが前提です。
青信号だったり、優先道路であれば、もちろん停止も徐行義務もありません。（交差点での徐行は右左折、見通しの悪い場合です。）
とても分かりづらい説明をしてますね。
ちなみに一時停止の場所については、道路交通法施行令のなかで「停止位置」というのを定義しています。
①停止線がある場合は、停止線の直前。（なければ②へ）
②横断歩道がある場合は、横断歩道の直前。（なければ③へ）
③横断歩道がない場合は、信号機の直前。（なければ④へ）
④信号機のない交差点であれば、交差点の直前。

これ、前段の条文が抜けているから、混乱しますね。
「道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは」という条件があります。停止線の有無で一時停止するのかどうかではなく、道路標識等により一時停止が指定されているかいないかで判断します。一時停止が指定されていない場合は、停止線があっても一時停止する必要はありません。信号機の無い横断歩道手前などがその例です。また、一時停止の標識があって停止線が無い場合は、交差点の手前で一時停止する必要があります。