自動車の制限速度やエンジン始動の制限をマイクロチップを埋め込んだ免許証を使っ

自動車の制限速度やエンジン始動の制限をマイクロチップを埋め込んだ免許証を使って規制するようなアイデアは開発されているのでしょうか？。高齢者はスピード出せないとか免許点数に応じて速度リミッターONとか・・

いろんなシステムが考案されてはボツ、というのが多いようですけど、これには自動車の特殊性もあると思います。
質問者が考えたようなシステムを導入してしまうと、たとえば走行中のドライバーが心臓麻痺などで停車して（どこかにぶつかっているでしょうけど）、救急車で運び出されると、誰も車を運転できなくなる可能性がありますね。
また、車の中に免許を持っている人が複数乗った場合、誰が運転しているかの認識は難しいわけです。
確実に、その車が自分しか乗らないというのでしたら、マイクロチップデモ良いのでしょうけど、車検や修理のときは困りますね。
免許を預けてしまうと、代車に乗れませんしね。
何かのモード設定で修理は可能になるかも知れませんが、そのモードの情報が流出してしまえば、解除する人が多くなるでしょうね。
高齢者の運転は、ころあいを見て自ら引退してほしいとは思いますけど、これは個人差が非常に大きいわけですし、運転を制限するということは基本的人権の侵害で憲法に違反します。
それを法律で決めるためには、よほどの合理的な理由と証拠が必要ですね。
まあ、高齢者に関しては速度の出しすぎよりも、操作ミスのほうが多いのでしょう。

そういったことも考えると、完全なロボットカーを開発するのが確実なのでしょう。行き先さえ告げれば勝手に走って言ってくれる車です。車と車、車と交通管制センターで通信をすれば、渋滞も起こらずに安全な速度で、最短の時間で到着できるはず。
こうなると、飛び出した歩行者のほうが悪いという事になるかも・・・

ただ、手っ取り早く交通事故などを減らそうと思うのなら、無事故無違反で１年過ごしたら任意保険の半額程度が帰ってくるとか、ＡＴ車の禁止（もしくは大増税）などがありますね。
特にＡＴ車を禁止することは「面倒だから、自動車の運転は見合わせよう」とか、「たいして車を使わないから手放そう」という人が確実に増えるはず。道路はかなり空いてくると思います。
最大のターゲットは高齢者という事になりますね。
きっと出来ないでしょうけど。

以前センターラインから電波を出し自動車が受信して制限速度以上出ないようにするリミッターのようなものが発明されましたが、没になりました。
どのような経緯で没になったのかわかりませんが、違反をするものがいなくなり税収が減るからなのか、費用がかかるからなのかわかりませんが、あなたのようなアイデアは過去にもありました。
またアルコールを検知するとエンジンがかからなくなるようなアイテムはありますが法制化するにはまだまだかかりそうですね。
実現すれば飲酒事故はかなり減ると思いますが。・・・
あなたの考えた免許にデータを埋め込んで、最高速度を点数によって決めたり老人の最高速度を抑えるなどいい考えだとは思いますが先ほどのように法制化にはいたらないでしょうね。
また無免許運転や免許不携帯もなくせますね。
後述の方が高齢者が、あるいは修理屋がなど言ってますが、質問者の言わんとするところは、所有者しか運転できなくするものではなく、運転者のもつ免許に対応した規制をかけることを言っているのでしょう。