酒気帯び運転での免許取り消しについて、と、赤キップについて

酒気帯び運転での免許取り消しについて、と、赤キップについて
つい先日知人が酒気帯び運転捕まってしまいました。
前科はありませんし、点数も４年前にシートベルトをしていなかった事で捕まった様ですが２年以上前の事なので満点に戻っています。
最近酒気帯び運転での罰則が厳しくなっていますし、当人も私も赤キップを渡された事が無いので、一言二言で良いのでご教授して頂きたく思い書かせていただきました。
まず酒気帯びで捕まった経緯ですが、検問や職務質問などではなく、どこかからの通報により私有地である駐車場に車を停車した際に警察の方が数人来られたそうです。
ちなみに乗っていた車の種類は中型貨物です。
通報の原因は詳しくは聞いてませんが、駐車場が目前という理由で事前に購入していたワンカップを飲んでしまった様で、当人はやや短気なのでおそらくそのワンカップを購入した際に誰かと揉めてその人からの通報になったと推測しています。（曖昧ですみません）
警察の方が来られて、言い逃れなど何もせずに素直に飲んでいますと自供しました。
その際、ふら付きもせず真っ直ぐ歩けた様ですし、呂律もしっかりしていた様です。
『一ヶ月後に指定の場所に来てくれ。それまでこれが免許の代わりだから。』と言われて赤キップを渡されました。
赤キップには酒気帯びに丸印が書かれていて、その後ろの（0.15以上）と書かれた所には何も書かれていません。
一番下の反則行為不該当という所には非反則行為のみに丸印が書かれていました。
ここからが質問なのですが、私有地で捕まったとしてもこれは現行犯になるんでしょうか？
そしてアルコール度数は０．１５以上という所に何も書かれていなかったらそれは０．１５以下という事になるんでしょうか？
アルコール度数については当人は頭が真っ白になってしまってはっきり覚えていないと言っていて確かな度数は解りません。
曖昧な所ばかりですみません。
当人は中型貨物で運送業をやっていて免許が取り消しになると失業してしまいます。
かなり反省していて、人が変わってしまった様です。
免許取り消しになる確率の方が高いのは解っているんですが、もし何か少しでも打開策があればと質問させていただきました。
たとえどう考えても免許取り消しという結果になるとしても、明確に先の事が解れば少しは元気を出してくれると思います。
法律について知識のある方がいらっしゃいましたらアドバイスなど頂けると大変有難く思います。
長々と失礼しました。

いきなりで恐縮ですが、残念ながら暗い未来しかない状況です。
前提として情状酌量の余地はなさそうですね。
下の方が詳しくご回答されていますが、
駐車場でも飲酒運転は摘発対象内となります。
私有地でも他車や通行者がいる状況において、飲酒運転は違法となります。
そして赤切符を発行されたということなので、
これは現行犯で取り締まられたということを意味しています。
そして「違反行為」ではなく、「犯罪行為」なので検察扱いになるということです。
以下処分の内容です。
飲酒運転には３段階あります。
A：酒気帯び運転１：呼気中のアルコール濃度0.15～0.25未満
B：酒気帯び運転２：呼気中のアルコール濃度0.25以上
Ｃ：酒酔い運転：意識や自律神経へのアルコール影響がある状態
行政処分・刑事処分もそれぞれ異なります。
【行政処分】
Ａ：１３点の加点 ９０日免停
Ｂ：２５点の加点 免許取り消し 欠格２年
Ｃ：３５点の加点 免許取り消し 欠格３年
【刑事処分】
検察扱いとなり、罪を素直に認めれば略式扱い。
罰金相場は３０～１００万円という感じです。
ご友人の場合ですが、恐らく0.25未満の軽い酒気帯びだと思います。
ほか違反もないようですので・・
【行政処分】
免許停止９０日（＊２日間の処分者講習で４５日間程度に短縮されます）
【刑事処分】
罰金３０万円前後
という感じになると思います。
＊尚罰金ですが、原則処分通知当日に現金一括払いです。
分割や後日払いは認めてくれないのがルールですので、
ご友人は１ヶ月間で処分者違反講習費用含め、４０万円弱を準備する必要があります。
＊違反金を即日納付できないと、約６０日間の労役処分になります。
これはほぼ交通刑務所送りと同等の扱いとお考えください。
またご友人は職業ドライバーさんですので、「社会的な処分」も受けることになります。
お友達の会社はいわゆる運送業だと思いますが、
会社の運行管理責任者に連絡がいってしまうと思います。
その場合、行政処分が免停とはいえ、
ユルい会社でもない限り「懲戒解雇」でしょう。
職業ドライバーの世界で飲酒はご法度です。

もし私が質問者さんのお立場だとしたら、下記３点をお友達に推奨します。
◆現金４０万円の準備
◆４５日間の免停期間中にできるドライバー以外のアルバイトもしくは定職を探す
◆会社を解雇になる前提で、次の職場を探す
＊今の時代職場を探すのは本当に大変です、
次の職場やバイトは１日でも早く探し始めることをオススメします。
以上、冷徹な言い方かもしれませんが、これが飲酒運転で摘発された人の現実です。
職業ドライバーでなくとも、
官公庁などでは、ごく最近まで飲酒運転摘発＝懲戒免職でしたし、
運転に関係のない会社でも社員を解雇する事例はたくさんあります。
なぜここまで厳しいのか？
それは飲酒運転は「違反」ではなく、「純粋な犯罪」だからです。
極端でもなんでもなく、「無免許運転」や「薬物違反」と同じ行為です。
もともと日本は「酒が起因する狼藉」に対して非常に寛容な文化がありましたが、
もはやそういう時代は終わりました。
まだまだ海外（特に欧米）に比べると処分は軽いですし、
飲酒運転に関しても「まだまだ処分が軽すぎる」「厳しすぎる」などの議論がありますが、
大勢は「まだ処分が軽すぎる」という意見です。
飲酒運転のさらなる厳罰化（例：免許再取得不可など）も
ありえるのが現実です。
ご友人は素直に現実を受け入れ、罪を認め、猛省をするしかありません。

90日免停は確実で、聴聞ありますが減免もなしです。実は私も酒気帯び罰金の経験ありますが、素直に反省して出直すのが一番です。

ハッキリ言ってプロ失格です運送業をやってれば飲酒＝免停又は免許取り消し位分かるますよね。自業自得です、仕事は他に何ぼでも有りますのでそちらで頑張って下さい。免許取消の件ですが、今は違うかも知れませんが１５年以上前に人から聞いたのですが初犯の時は免許取消だけは（まして運送業だと）大目に見てくれるのを聞いた事が有ります。まあ最低でも免停は間違い有りませんのでしばらくは運転出来ません。

どう見てもこの本人は常習的だったんではないですか？ワンカップ飲んで帰ってくる事が。
だから周囲の方の通報で警察か来たものだと思いますよ。
買った際にトラブルを起こしたって言ってもどこの誰で何処に住んでいて飲んで帰っているって事を良く知っていないと通報は無理ですよね。マークされていたとみるのが自然です。
現行犯逮捕とかならなかった所を見ると、飲酒量は低いとみるべきで、酒気帯び運転違反の０．１５から０．２５未満に該当していたのかと思います。これであれば点数は１３点で罰金は５０万円以下ですので、恐らく３０万の相場金額辺りでしょうね。
今頃反省しても遅いですが、酒は飲まない事ですよ。

捕まった原因を揉めた第三者の密告のせいにする辺り、飲酒運転を反省しているのでは無く、失職する事に後悔しているだけですね。反省と後悔は違います。密告者が悪いのでは無く、飲酒した自分が悪い事を自覚して下さい。
免取りや免停で失職すると、次にまたドライバーとしての就職は不可能ですよ。
入社時に過去三年間の運転経歴証明書の提出が求められるので、事故常習者や飲酒で処分を受けた者はそこで排除されます。これは悪質ドライバーを運輸業界から排除する為の決め事ですので、諦めて下さい。

１２点で一発免停だよ。