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【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感! ...

2024-4-30 11:45| post: biteme| view: 638| コメント: 0|著者: 文:塩見 智/写真:編集部

摘要: 待望のランクル250試乗! 昨夏のお披露目以来、発売時期や細かい仕様(グレード展開)がどうなるのか、また価格はどうなるのか、そして近頃の注目車種が抱える問題である“買える/買えない問題”はどうなのかと、さ ...

【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!

待望のランクル250試乗!

昨夏のお披露目以来、発売時期や細かい仕様(グレード展開)がどうなるのか、また価格はどうなるのか、そして近頃の注目車種が抱える問題である“買える/買えない問題”はどうなのかと、さまざまな予測、憶測、スクープ情報が飛び交ってきたトヨタ「ランドクルーザー250」(以下250)。

クローズドのオフロードコースという限られた環境であるが、ついにステアリングホイールを握るチャンスがやってきた。今回は「ランドクルーザー300」(以下300)や「ランドクルーザー プラド」(以下プラド)にも試乗できたので、両車との比較も交えながら悪路での第一印象をお届けしたい。

サイズは近いが250と300の印象はかなり違う

長さ以外は300とほぼ同じだが…

まずはサイズ感。昨年の発表時に華やかにライティングされた屋内で250の姿を初めて見て、存在感の大きさに驚かされ、先代モデルに当たるプラドとは別モノになったと感じたのを覚えているが、空が高い屋外で見ると、小さくはないが、街なかでは大きすぎると感じるほどではなかった。人によって感じ方は違うだろうが。

250は300と同じ「GA-Fプラットフォーム」を採用した。このため全長4925mm、全幅1980mm、全高1935mm(ZX)、そしてホイールベース2850mmと、先代モデルのプラドに対してかなり大型化した。

プラドは90→120→150とモデルチェンジの度に型式の数字が数十ずつ増えてきたが、今回一気に100も増えて250となった。このことからも250が一気に上級移行したことがわかる。

300との比較では、全長こそ60mm短いが、幅は同一、高さもほぼ一緒、ホイールベースも同じだ。ただし250と300を屋外で両方の実車を眺めてみると、その印象はけっこう異なる。

狭い道では250のほうが扱いやすい

250が前後フェンダーをホイールアーチに沿ってかなり膨らませたデザインなのに対し、300はボディ外板を車幅目いっぱいまで膨らませたデザインで、300のほうがボリューム満点だ。フロントマスクも車幅を目いっぱい使ったデザインなので堂々としている。

250は前後とも四隅を裁ち落とした形状で、上から見たら300が長方形なのに対し、250は八角形をしている。このデザインを実現するため、フレームとボディの接点である6カ所のポイントのうち、前後の4カ所を変更したという。

運転席からの眺めも異なる。ボンネットフードがボディ左右幅いっぱいに広がっている300に対し、250は先端へいくにしたがって細くなっていく。この違いによって、全幅は1980mmと同じであるにもかかわらず、250のほうが狭い区間に鼻先を入れていくような場面で自信をもって進むことができた。

現状、標準装備として丸目ヘッドライトが備わるのは台数限定のファーストエディション(8000台限定で、今から新車で購入するのは不可能と思われる)のみで、その他は角目ヘッドライトが付く。ただし18万7000円のオプションで丸目ユニットを購入することもできる。

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パワー感も快適性もプラドから明らかに進化

スペック変わらずとも実用域でのパワー感が高まった

250は主要エンジンとして先代のプラドと同じGD型2.8L直4ディーゼルターボエンジンを搭載する。最高出力204ps、最大トルク500Nmというスペックも変わっていない。

しかし乗った印象はプラドとは異なる。端的に言えば、250のエンジンのほうがパーシャル(アクセルペダルを床まで目いっぱいではなく、少し踏み込む程度の)領域、つまり日常で多用する領域で力強い。

ターボチャージャーを小型化してレスポンスを高めた結果だと森津圭太チーフエンジニアが教えてくれた。一般に小型化するとピーク性能は落ちるが、タービンを工夫することでパワー低下を防ぎつつ応答性も上げたという。

プラドが6速ATなのに対し、250は8速ATを採用したため、きめ細かい変速によってエンジンを効率の高い回転域にとどめておきやすくなったことも、実用域で力強さを感じる一因のはずだ。

最新の車台だけに快適性は大きく向上

快適性もプラドに対し大きく向上した。古いラダーフレームシャシーのプラドと現行のGA-Fシャシーの250では、ディーゼルエンジンが発する音と振動は同じでも、乗員への伝わり方が大きく異なり、250のほうがかなり静かで振動も少ない。

150型プラドが登場したのは2009年、その基となった120型プラドが登場したのは02年だ。対するGA-Fが最初に使われたのは2年前(300が初出し)。20年ぶりのフレーム刷新とも言えるわけで、違って当然といえば当然だろう。

フレームの違いだけでなく、ブッシュなどの性能向上もあるだろうし、価格がかなり上昇した分、遮音材も豊富に用いられているはず。

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V6エンジンを積む300との差は想像以上だった

200Nmも違うだけにパワー感は別格

ではV6エンジンを搭載する300と比較して、動力性能、快適性はどうか。今回、300の3.5L V6ガソリンターボと3.3L V6ディーゼルターボの両方と比較することができた。

まずディーゼル同士を比べると、6気筒のほうが静かで振動が少ないことは想像していたものの、その差は想像以上だった。最大トルクが200Nmも違うので力強さはまるで異なる。

今回の試乗コースで最も力強さを必要とするのは登りのロックセクションだったが、4気筒ディーゼルの250がアクセルペダルを深く踏み込んで走破する必要があったゾーンを、300はディーゼルだろうとガソリンだろうとアクセルをあまり開けなくても走破できた。高速道路ではよりはっきりと感じるはずだ。

ディーゼルと気が付かない人がいそうなほど静かなV6

また250は車外でも車内でもはっきりとディーゼルエンジンの音と振動を感じさせた。世の中の4気筒ディーゼルエンジンのなかにあって平均的な音と振動ではないだろうか。決して静かなディーゼルというわけではない。

V6ディーゼルの300は、車外ではともかく車内ではディーゼルであることをさほど意識させられることはない。乗り込んでからエンジンをかけられたらディーゼルだと気づかない人もいるのではないか。ガソリンV6は別世界のスムーズさ、静かさ、そして力強さを実現していた。

今回、250の価格もサイズも300のそれらに迫るものになったということが話題となっているが、動力性能についてははっきりと差がつけられている。もっとも遠くないタイミングといわれる300のマイナーチェンジで、価格はグッとアップする可能性が高い。

だから相対的に現状の300はバーゲンプライスということだが、待っている人が多すぎて今からは買えない。

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電動パワーステアリング採用が世界を変えた

“先人”から得られた電動の信頼性

250を走らせて最初に感じたのはオフローダーらしからぬステアリングフィールだった。

250にはランドクルーザー史上初めて電動パワーステアリングが採用された。現在販売されている乗用車のほとんどすべての車種に電動パワーステアリングが採用されているが、一部の本格オフローダーは信頼性の面で優位とされる、昔ながらの油圧式パワーステアリングを使い続けてきた。ランドクルーザー70もそう。

250と同じGA-Fプラットフォームを使う世代の300も電気モーターで油圧を発生させる電動油圧式を採用した。

GA-Fプラットフォームを用いた各モデルを時系列に見ると、300登場から250登場までに2年間ある。その間にレクサス「LX」や海外市場向けのピックアップなどで電動パワーステアリングを採用し、電動でも十分な信頼性が得られるようになったとの判断からフィーリングの面で優れる電動式を採用した。

フィーリングの良さは輸入SUVにも引けを取らない

これによってゴムをねじるような感覚のない、すっきりとしたステアリングフィールを獲得した。同クラスの輸入SUVと比べてもその点における上質さは引けを取らない。

微小な操作に対する応答性も向上した。悪路走行時のキックバック(路面状況によってステアリングアシスト量が変化したり意図しない動きをしたりすること)も圧倒的に少ない。

ADASとの親和性も電動のほうが圧倒的に高く、250には300に備わらないアドバンストドライブ(40km/h未満でハンズオフ機能などを盛り込んだ渋滞時支援)が備わった。

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あとは需要と供給バランスの早期改善を願うしかない

欲しいのに買えないのはつらい…

今回はナンバープレートのついていない車両によるクローズドコースのみでの悪路走行という環境だった。

自動車専用道路を含む一般道での動力性能やハンドリングを試してみない限り、いいクルマと断言することはできないものの、実際に動かしてみて、不安な要素は見当たらず、期待しかない。

最後に、ランドクルーザー250は、近頃のトヨタの人気モデルと同じように、需要に対して生産量が絶望的に追いついておらず、希望しても買えない人が殺到している。

このことがブランドに与える中長期的な影響については想像がつかないが、少なくとも映り(印象)はあまりよくない。

需要に対して供給量が足りないということは価格設定がおかしい(安すぎる)とも言えるが、長い歴史をもつ車種だけに一度のモデルチェンジで価格を跳ね上げるのが難しいのもわかる(今回けっこう上がったが)。結局は頑張って生産してもらうしかないのかもしれない。

<おわり>

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