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ソニー、アップル、シャオミ…ついにシャープも! 家電メーカーはなぜEVの開発にご執心なのか ...

2024-9-27 17:30| post: biteme| view: 516| コメント: 0|著者: 文:ピーコックブルー

摘要: 過去にはアップルやダイソンもEV開発に参戦したが 2024年9月17日、シャープはEVコンセプトモデルの「LDK+」を世界初公開しました。家電メーカーとして知られるシャープによるEVらしく、LDK+は車内を「リビングルーム ...

ソニー、アップル、シャオミ…ついにシャープも! 家電メーカーはなぜEVの開発にご執心なのか

過去にはアップルやダイソンもEV開発に参戦したが

2024年9月17日、シャープはEVコンセプトモデルの「LDK+」を世界初公開しました。

家電メーカーとして知られるシャープによるEVらしく、LDK+は車内を「リビングルームの拡張空間」としてとらえていることが大きな特徴です。

そのひとつが、車内後方に備えられた65V型の大型ディスプレイです。

後部座席を後ろ向きに回転させることにより、車内をシアタールームやワークスペースとして利用することができるといいます。

さらに、シャープ独自のAI技術である「CE-LLM」などを活用し、「EVと“住空間・人・エネルギー”をつないだ快適でサステナブルな暮らし」を提案するとしています。

これまでも、家電メーカーがEVコンセプトモデルを発表するという事例は少なくありませんでした。

たとえば、かつてはダイソンやパナソニックがEVコンセプトモデルを発表しています。

しかし、ダイソンはすでにEV事業から撤退を表明しており、パナソニックについてはそもそも市販を前提としていないことから、それらが市販にいたることはありませんでした。

また、アップルもEVの開発に巨額の投資をおこなっていたと言われていますが、2024年時点でその開発は凍結していると報道されています。

異業種からの参入が困難を極めるなかで、数少ない光明を見出しているのがソニーです。

ソニーはホンダと協業し、2025年にも初の量産型EVである「アフィーラ」を発売する予定です。

そのほか、中国ではシャオミがEV事業への参入を発表しています。

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#シャープ #ソニー #アフィーラ #EVコンセプト #家電メーカー

家電メーカーにとってEVは数少ないフロンティア

では、なぜ多くの家電メーカーがEV事業への参入を目指しているのでしょうか?

家電メーカー側の事情で言えば、EVは残された数少ないフロンティアであるということができます。

グローバルで見れば、家電は低価格化の傾向にあります。

そのようななかでは安い家電を大量に生産するというのが勝ち筋となるわけですが、日本の家電メーカーの多くは機能面や信頼性を付加価値としてきた歴史があるため、いまから低価格戦略にシフトするのは得策ではありません。

かといって、高性能PCやスマートフォンはAppleなど少数のメーカーが世界をリードしています。

一方、EVは高価格帯商品であるうえ、既存の内燃機関車に比べて部品点数が少ないため、家電メーカーのような異業種でも比較的参入しやすい(ように見える)という特徴があります。

さらに、今後自動運転が普及すればするほど、車内空間にはリビングのような居心地の良さが求められるようになります。

その点、リビングルームに置かれる家電を設計してきた家電メーカーには、一日の長があると言えます。

実際、冒頭で紹介したLDK+も「走る・曲がる・止まる」といったクルマの基本性能に関わる部分ではなく、空間としての居心地の良さに焦点が当てられています。

また、アフィーラもソニーが得意とするさまざまなコンテンツを車内で楽しめることが大きな特徴となっています。

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シャープのEVはフォックスコンのEV技術がベース

誤解をおそれずに言えば、自動車メーカーによって開発されたクルマは、あくまで「走る・曲がる・止まる」といった部分が基本にありつつ居心地の良さや機能性が付加されているのに対し、家電メーカーによるクルマは「移動可能な居心地の良い空間」というアプローチがとられているようです。

とはいえ、公道を走ることを目指している以上、必要最低限以上の走行性能や安全性が求められることは言うまでもありません。

ソニーはホンダと協業することでその点を乗り越えようとしていますが、シャープはどのようなビジョンを描いているのでしょうか?

結論から言えば、シャープは親会社であるホンハイ(フォックスコン)のリソースを用いることで、これらの課題をクリアしようとしているようです。

ホンハイはすでに「MIH」と呼ばれるEVプラットフォームを開発しており、LDK+もそれをベースにしていると見られます。

MIHの開発はコンソーシアム方式でおこなわれており、自動車業界を含む数多くのメーカーやサプライヤーの技術が活かされているといいます。

つまり、シャープはMIHを用いることで、自動車メーカーやサプライヤーの技術を間接的に得ているということになります。

もちろん、話はそう簡単でないことは言うまでもありませんが、ホンハイのもつさまざまなリソースを利用できるという点は、シャープがEV事業へ参入するうえで非常に大きな強みとなりそうです。

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MIHベースなら爆速で市販化される可能性もある

LDK+はあくまで自走しないコンセプトモデルであるため、現時点ではクルマとしての評価を下すことはできません。

ただ、LDK+が自走しないことと、市販まではまだ時間がかかることは必ずしもイコールではありません。

たとえば、LDK+がMIHを用いているのであれば、市販化までの開発期間を大幅に短縮することが可能で、実際、2025年にはMIHを使ったホンハイのEVモデルが北米や日本に進出する計画もアナウンスされています。

そもそも、LDK+が「リビングルームの拡張空間」を目指しているのであれば、ドライビング・フィールといった部分についてはそれほど重視していないということも考えられます。

言い方を変えれば、LDK+は「リビングルームの拡張空間」であることをアピールするために、あえて自走しない状態を選んだのかもしれません。

いずれにせよ、LDK+は既存のクルマの常識では計り知ることのできないものであり、その最終的な評価を下すためには、もう少し時間が必要なようです。

(終わり)

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<写真:シャープ、ソニー、シャオミ>


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