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【アンチEV】トランプ再選で“日本車に追い風!”論は脳天気。イーロンがトランプを推した本当の理由 ...

2024-11-11 16:30| post: biteme| view: 254| コメント: 0|著者: 文:山本 晋也

摘要: トランプ再選はEV終了とエンジン復活を意味しない アメリカの次期大統領にドナルド・トランプが再選されました。その背景や今後の政治的運営、アメリカの立場の変化など様々な視点から論評されていますが、ここでは ...

【アンチEV】トランプ再選で“日本車に追い風!”論は脳天気。イーロンがトランプを推した本当の理由

トランプ再選はEV終了とエンジン復活を意味しない

アメリカの次期大統領にドナルド・トランプが再選されました。その背景や今後の政治的運営、アメリカの立場の変化など様々な視点から論評されていますが、ここでは世界最大の自動車マーケットであるアメリカ市場がどう変わり、日本メーカーはどう影響されそうなのかを想像していきたいと思います。

大統領選挙においてトランプは「EVの補助金を廃止する」ことを明確にしていました。これをもって、トランプ大統領になったら「エンジン車が復権する」と捉えている人は多くようですし、そうなったときに「ハイブリッドが売れるからトヨタなど日本車には追い風」とする意見は専門家の中にも見かけます。

しかし、そうした期待はあまりにも浅慮といえるかもしれません。

そもそもトランプが反EV的な発言をしているのは“エンジンが大好きでEVが嫌いだから”ではないでしょう。トランプの基本スローガンとして知られるMAGA(Make America Great Again=アメリカを再び偉大に!)」に基づく主張と捉えるのが妥当です。

簡単にいえば、(EVの普及でメリットのあるアメリカ企業がテスラくらいしかないので)安価なEVをアメリカに輸出している中国に高い関税をかけてやる、そもそもEVの普及を促進するメリットが“MAGA”視点では存在しない、というロジックが“反EV”のベースにあったはずです。

ガソリン価格が高騰しているアメリカではハイブリッドカーが最適解という風にいわれていますが、“反EV”やガソリン代の上昇に乗じて日本や韓国メーカーがハイブリッドカーの販売を伸ばすのは、中国EVの台頭と同じくMAGA的には認められないのも事実というわけです。

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#トランプ大統領 #MAGA #ハイブリッドカー #テスラ #イーロン・マスク氏

輸入EVやハイブリッド車が締め出される可能性

多くのメディアで言われているようにトランプ氏の強い支持層は、様々な不平不満を持つ大衆です。大衆心理として、たとえアメリカの工場で作っているといってもトヨタのハイブリッドカーが売れている状況を素直に喜べるでしょうか。フォードであり、シボレーであり、キャデラックやジープが売れていなければ、アメリカの自動車業界が偉大になった! とは感じられないはずです。

一方、電気自動車メーカーのテスラや宇宙開発のスペースXで知られるイーロン・マスクは今回、トランプ再選を強く応援してきました。

筆者はテスラのためというよりは、宇宙開発事業におけるアドバンテージを得ることが狙いの接近と考えるべきだと思っていたので、それほど違和感はありませんでしたが、反EVのトランプにイーロン・マスクが近づくのはおかしいという声もありました。

それはさておき、イーロンがトランプに対して「エンジン車の販売を促進すると燃費のいい日本車や韓国車が売れるばかりだから、MAGAを実現するためにはアメリカ製EVが売れるような政策をとるべきだ」というアドバイスをすれば、それが通る可能性は高いかもしれません。

実際、GMからは「EVの生産販売は十分に儲かるレベルになった」という旨の情報発信もありました。トランプお得意の関税引き上げなどにより輸入EVの販売を実質的に難しくして、アメリカン・ブランドのEVを中心にしたマーケットに変貌させることがMAGA的な世界におけるアメリカの自動車市場の理想像となるかもしれないのです。

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トランプ大統領再選で自動車業界に大激変の予感

第一期のトランプ政権を振り返ると、いわゆる『ディール』と呼ばれる、むちゃぶりをして自分に有利な落としどころを見つける、という手法が目立っていた部分もあります。自動車業界に対しても、そうした手法を取ることで「偉大なアメリカが帰ってきた!」と認識されるような“落としどころ”を見つけることになるでしょう。

いずれにしても、アメリカンブランドが失墜して見えるような状況は、ポピュリズムを推進力としているトランプ政権にとっては追い風になりません。どんなカタチになるか予想するのは難しいですが、アメリカの自動車業界が現状維持ということは考えづらく、日本の自動車メーカーは難しい舵取りを迫られることになるのではないでしょうか。

(終わり)

<写真:アフロ、テスラ>

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