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活動家乱入で罰金2400万円、トヨタ歴史的大逆転、25年ドライバー発表、セリカ復活の布石…色々あったラリージャパン24【まとめ】 ...

2024-11-26 07:00| post: biteme| view: 146| コメント: 0|著者: 文:編集部/写真:トヨタ、編集部

摘要: 色々あったラリージャパン2024 11月21日から24日にかけ、愛知県および岐阜県で開催された2024年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦「ラリージャパン」。WRCの日本ラウンドにあたる「ラリージャパン」は、今年で9回目 ...

活動家乱入で罰金2400万円、トヨタ歴史的大逆転、25年ドライバー発表、セリカ復活の布石…色々あったラリージャパン24【まとめ】

色々あったラリージャパン2024

11月21日から24日にかけ、愛知県および岐阜県で開催された2024年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦「ラリージャパン」。WRCの日本ラウンドにあたる「ラリージャパン」は、今年で9回目を迎えた。

第1回から第6回(2004年~2007年、2008年と2010年)までは北海道で開催され、その後カレンダー落ちを経験したものの、2022年の第7回より、紅葉に彩られ美しくも狭くツイスティなコースが舞台の愛知・岐阜へと場所を移し復活した。

2017年よりトヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)がWRCへと復帰し、当初は2019年からの開催を目論んでいた“お膝元”中部地域でのラリージャパンだったが、新型コロナウイルスなどの影響により2022年が初開催。同地区では今年で3回目となった。

昨年から豊田スタジアムでSSS(スーパースペシャルステージ)がスタートし、今年は54万3800人の観客を集めたラリージャパンだが、今年も水を差すような出来事が起きてしまった。昨年の一般車のコース侵入に続き、今年も3日目に一般車が警備員の静止を振り切りコースへと乱入。スタートを待つトヨタのエバンス/マーティン組の前に立ちはだかりレース進行を妨害したのだ。

SNS上では昆虫保護団体の活動との声も上がっているが、結果的に安全上の観点からSS12がキャンセル、主催者が15万ユーロ(約2400万円)の罰金(うち1600万円は執行猶予付き)を払うことになるなど、今年も一悶着あったラリージャパン。

主催者は被害届を提出するという報道もあるが、豊田章男会長の「ラリーが文化として根付くのには10年かかる」という趣旨の発言にもある通り、自動車レースが文化としてなかなか根付かない日本において公道でのラリー(レース)の難しさを改めて露呈した。

>>ラリージャパンの様子を写真でチェックする

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トヨタが歴史的大逆転でチャンピオン獲得

昨年は、トヨタが3シーズン連続のトリプルタイトル(マニュファクチャラーズ、ドライバーズ、コ・ドライバーズ)を獲得するなど、ここ数年はトヨタの強さが際立っていたWRC。

しかし2024年はライバルであるヒョンデが力をつけ、昨年ドライバーズタイトルを獲得したトヨタのカッレ・ロバンペラ選手がスポット参戦にとどまるなど今シーズンは厳しい戦いが続き、“トヨタ無冠”の可能性が高い中最終戦であるラリージャパンを迎えた。

今年のWRCはポイントシステムが変更され、土曜日(デイ3)までの順位に応じたポイントと(デイ4まで完走することが必要)、日曜日(スーパーサンデー)のみのポイントに分割されるシステムとなった。

その結果、最終日の最終SSまでポイント争いがもつれ込み、最後のパワーステージでトヨタがヒョンデを3ポイント上回ったことで、トヨタのマニュファクチャラーズタイトルが決まった。チーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラ氏も「数戦前に諦めかけた」と言うほど歴史的な大逆転勝利で、トヨタにとっては先日の世界耐久選手権(WEC)に続いて逆転でのマニュファクチャラーズチャンピオン獲得となった。

なお、ドライバーズ/コ・ドライバーズタイトルはティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ組(ヒョンデ)が獲得した。

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25年のドライバーラインアップは?

捲土重来を目指すトヨタは、ラリージャパンの翌日である11月25日に名古屋市内にて25年シーズンのドライバーズラインアップを発表した。25年シーズンは各イベントで4台ないし5台の「GRヤリス・ラリー1」を投入する。

まず、チャンピオンを獲得しながら24年シーズンはスポット参戦となったカッレ・ロバンペラ選手(パートナーはヨンネ・ハルットゥネン選手)のフルタイム参戦が発表された。弱冠24歳ながら世界の頂点を2度も極めたロバンペラ選手。今年はドリフト競技「フォーミュラ・ドリフト・ジャパン」のために来日し鮮烈なドリフトを披露するなど、ラリー以外のカテゴリーにも積極的に挑戦し英気をフル充電。3回目のドライバーズタイトル獲得を目指す。

さらに、フィンランド出身の22歳、サミ・パヤリ選手が「ラリー2」カテゴリーから昇格することも発表された(パートナーは未発表)。24年シーズンは「GRヤリス・ラリー2」でドライバーチャンピオンを獲得したパヤリ選手。フィンランド、チリ、セントラルヨーロッパの3戦にスポットでGRヤリス・ラリー1をドライブし、印象的な走りを見せアピール。今回の昇格へと繋げた。

>>ラリージャパンの様子を写真でチェックする

ラリージャパンを2年連続で制したエルフィン・エバンス選手(パートナーはスコット・マーティン選手)と、日本人ドライバーである勝田貴元選手(パートナーはアーロン・ジョンストン選手)も引き続きフルタイム参戦が決定した。

今年はなかなか結果が出ず苦しいシーズンを過ごした勝田選手。体制発表会の後の囲み取材では、苦しい胸の内を明かしてくれた。

「今回のラリーはホームラリーで、自分も、個人的な想いで言えば、自分の持っているパフォーマンスを出して優勝したいという思いがあった。ただチームとして、マニュファクチャラーズタイトルの獲得を狙う中でフィニッシュしなければいけなかったというのと、『完走できなかったら来年はない』と強く言われていた。そういった意味で(プッシュする)線引きが難しくすごくキツかった(勝田選手)」

“絶対完走”のプレッシャーのかかる最終戦でチームプレイに徹した勝田選手。随所で速さも見せていてチームもそのスピードを理解しているだけに、25年シーズンは日本人唯一の現役ラリー1ドライバーとしての活躍に期待したい。

また、8度の世界チャンピオンであるレジェンド、セバスチャン・オジエ選手とコ・ドライバーのヴァンサン・ランデ選手は来年も一部のイベントにスポット参戦することが決定した。

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新型「GRセリカ」発売への布石?

また今回の体制発表では、2つのサプライズがあった。

まずチーム代表であるヤリ-マティ・ラトバラ氏が、ドライバーとして「セリカ ST185(写真はST165)」でFIAヨーロッパ・ヒストリックラリー選手権に参戦する。これまで代表という立場でありながら、2023年にはGRヤリス・ラリー1で、2024年はGRヤリス・ラリー2でラリーフィンランドに参戦し一線級の速さを見せてきたラトバラ代表(選手)。

この活動は来年も継続される模様だが、それに加えトヨタの中で最も成功を収めたラリーマシンである「セリカ」がラリーフィールドに帰ってくる。ラトバラ代表は「レギュレーション上参加できるようになったから」と話すに留めたが、TGRのカラーリングが施され、開発が噂される新型「セリカ」が間もなく復活することへの地ならしと思えてしまうのは筆者だけだろうか。

さらに、“不在がち”になるラトバラ代表に変わり、こちらもレジェンドドライバーでTGRのアンバサダーを務めてきたユハ・カンクネン氏が代表代行に就くことも合わせて発表された。

過去4度のチャンピオンを獲得した経験を持つカンクネン氏を合わせ、ドライバーもベテラン・中堅・若手がミックスされた強力布陣で25年を戦うこととなったトヨタ。トリプルタイトル獲得に向け、視界は良好だ。

(終わり)

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