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【スープラ生産終了】一部改良と限定車「ファイナル・エディション」発表。+48PSのフルチューン仕様…後継は? ...

2024-11-28 18:00| post: biteme| view: 882| コメント: 0|著者: 文:編集部/写真:トヨタ自動車

摘要: GRスープラが生産終了に TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は11月28日、「スープラ(3.0Lモデル)」を一部改良。合わせて特別仕様車「スープラ “A90ファイナル・エディション”(以下、ファイナル・エディション) ...

【スープラ生産終了】一部改良と限定車「ファイナル・エディション」発表。+48PSのフルチューン仕様…後継は?

GRスープラが生産終了に

TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は11月28日、「スープラ(3.0Lモデル)」を一部改良。合わせて特別仕様車「スープラ “A90ファイナル・エディション”(以下、ファイナル・エディション)」を発表した。

スープラは、1978年の北米向け「セリカ スープラ(日本名:セリカXX)」の誕生以来、「直列6気筒エンジンのFRモデル」というコンセプトを継承してきたスポーツカー。3代目からは日本でもスープラの名称に変更され「セリカ」から独立したモデルとなった。

現在販売されているのは2019年に登場した5代目。BMWとの共同開発モデルとして17年ぶりに復活し、トヨタのスポーツカーブランド「GR」初の専売車種として“GRスープラ”の名が与えられたことも話題となった。

GRスープラ発表時、豊田章男会長は同車を「特別な旧友」と表現。豊田会長の強い想いで復活させたことをアピールした。GRスープラはドイツのニュルブルクリンクで走りを徹底的に鍛え上げ、2020年と2022年には一部改良モデルが登場。現在ではSUPER GTやドリフト競技、NASCARやGT4カテゴリーなど、世界各国のレースでも活躍する。

>>一部改良モデルとファイナル・エディションを写真でチェックする

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#トヨタ #GR #スープラ #GRスープラ #A90 #生産終了 #ファイナル・エディション #限定車 #新型 #改良 #スポーツカー

一部改良は内外装とシャシーチューンがメイン

3.0Lモデルの一部改良は、内外装とシャシー周りのアップデートがメイン。

エクステリアでは、フロントにホイールアーチフラップを追加し、リアにはダックテールタイプのカーボンスポイラーを装備。前後の空力バランスとダウンフォースを最適化し、接地性とハンドリングを向上させた。

インテリアでは、ドライバーシートにGRロゴの刺繍が施されたアルカンターラ+本革シート表皮を採用。シフトノブリングとステッチ(6速MTモデルのみ)、シートベルトに赤の差し色を入れることでスポーティさを強調している。

>>一部改良モデルとファイナル・エディションを写真でチェックする

足回りでは、電子制御ダンパーの特性を見直し、フロントスタビライザーを強化。さらに前後スタビライザーブラケットをアルミ強化品へと変更し、フロントコントロールアームに強化ゴムブッシュを、リヤサブフレームに強化ゴムマウントを採用することで、サスペンションとボディの一体感を高めているという。

また、リア床下ブレースを強化することでボディ剛性を高め、合わせて電動パワステやアクティブディファレンシャルの制御を最適化することで、コントロール性や安定性も向上させている。

ホイールカラーはマットブラックへと変更され、フロントブレーキは大径化されたブレンボ製ディスクブレーキが採用された。

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ファイナル・エディションがかなり本気

ファイナル・エディションは、GRスープラの集大成として誕生した台数限定の特別仕様車。足回りやボディ強化、空力性能アップのほか、エンジンにまで手が入っており、ネットで噂されていた「GRMNスープラ」と言っても過言ではないレベルに仕上がっている。

エクステリアでは、GRスープラ GT4の開発を担当するTGRヨーロッパが空力性能をチューニング。フロントにはカーボン製のスポイラーやカナード、センターフラップがセットされ、リアにはスワンネック構造のリアウイングが装備される。冷却性能向上のために、ボンネットダクトや脱着式のインナーダクトを採用した。

インテリアでは、レカロ製カーボンフルバケットシートを装備したほか、ステアリングやドアトリム、ニーパッドなどにアルカンターラ素材を採用し、レッドのシートベルトや専用カーボンスカッフプレートも装着され、特別感を演出する。

エンジンは、吸気系とエンジン制御の最適化により最高出力435PS(+48PS)/570Nm(+70Nm)を発揮。オイルパンにバッフルプレートを追加し、出力向上に合わせ冷却性能を強化するなど、レーシングカー並みのチューニングが施されたほか、アクラポヴィッチ製チタンマフラーを採用し迫力あるサウンドを実現する。

>>一部改良モデルとファイナル・エディションを写真でチェックする

足回りでは、KW製サスペンションや強化スタビライザーを装備。フロントロアアームに強化ゴムブッシュ、フロントコントロールアームにピロボールジョイントを採用し、リヤサブフレームをGRスープラ GT4 と同じアルミリジッドマウントとすることで、サスペンションとボディの一体感を向上させている。

また、フロントカウルブレースを強化した上で、フロント床下ブレースを追加。リヤ床下ブレースの構造を強化し、室内には強化ラゲージクロスバーを採用することでボディ剛性を高め、ダイレクト感やグリップ感、コントロール性を向上させているそうだ。

タイヤは「ミシュラン パイロットスポーツ カップ2」が奢られ、フロント19インチ/リア20インチの軽量ホイールを装備。フロントにブレンボ製19インチブレーキと高μブレーキパッドを採用し制動性能を強化したほか、フローティング構造のドリルドディスクなども装備され高い制動力を発揮するという。

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発売は25年春以降、後継はあのモデル?

一部改良モデルおよび特別仕様車の価格は現時点で公表されていないものの、一部改良モデルは25年春以降にグローバルで順次投入予定、特別仕様車に関しては全世界で300台限定となり欧州には25年春の投入が予定されている(日本発売時期は検討中とのこと)。

トヨタによると、ファイナル・エディションは「究極・最高の性能・仕様を備えた特別なモデル」となっており、装備内容から1000万円オーバーは確実だが300台は一瞬で完売してしまいそうな予感。

トヨタによるとファイナル・エディションを集大成としてGRスープラの生産は終了となり、今後はモータースポーツ用モデルとして存続していく(鍛え続けていく)そう。歴史あるビッグネームがまた一つ無くなってしまうのは残念でならない……が、その出自は「セリカ スープラ」。スープラの生産終了は「セリカ」復活の序章なのかも?

(終わり)

>>一部改良モデルとファイナル・エディションを写真でチェックする

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