クロストレックに待望のストロングHEV追加スバルは12月5日、「クロストレック e-BOXER(ストロングハイブリッド)」を発表した。 「クロストレック」は、スバルの販売するコンパクトSUV。扱いやすいボディに本格的なSUV性能を備え、ラギットかつスポーティなデザインを組み合わせている。日本ではかつて「インプレッサXV」や「XV」の名で販売されていたが、2022年に発表された現行モデルから北米名称であるクロストレックに統一された。 >>クロストレック e-BOXER(ストロングハイブリッド)を写真でチェックする 今回発表されたストロングハイブリッドモデルは、走行性能と環境性能を高いレベルで両立させたほか、スバルの誇る高度運転支援システム「アイサイトX」も一部のグレードで選べる最上級グレード。 ハイブリッドシステムはトヨタ製ながら、パワートレインは、ストロングハイブリッド専用となる2.5L水平対向エンジンに、駆動用と発電用の2つの高出力モーターやフロントデフ、電子制御カップリングをパッケージ化した専用のトランスアクスルを新開発。 エンジン単体の最高出力は118kW(160PS)、最大トルクは209Nm、駆動用モーターは最高出力88kW(119.6PS)/最大トルク270Nmとなっている。 また、スバル独自のシンメトリカルAWDを継承しながら、エンジンとモーターを効率よく使い分けるシリーズ・パラレル方式を採用することで、様々な路面での優れた走行性能を実現するという。気になる燃費は、18.9km/L(WLTCモード)で、マイルドハイブリッドモデル比で約20%向上しているそうだ。 ◎あわせて読みたい: 専用装備の数々、価格は約383万円からエクステリアでは、ダークメタリック塗装と切削光輝を組み合わせた専用の18インチアルミホイールを装備。 インテリアでは、ブラックと明るいグレーを組み合わせたカラーにブレイズガンメタリックのアクセントを加えたほか、「プレミアム S:HEV EX」ではメーカーオプションで本革シートも選ぶこともできる。 また、アイサイトX搭載車は12.3インチフル液晶メーターを採用し、カーゴルームにAC100Vのアクセサリーコンセントを装備した。なお、トランク容量は280Lとなっている。 足回りは、ストロングハイブリッド化による重量増に合わせ専用にチューニング。上級モデルにふさわしい上質な乗り心地へと進化させたほか、燃料タンクを63Lに拡大することで、燃費向上も相まってワンタンクでの航続距離を延ばし利便性も高めている。 安全面では、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシスト、ドライバー異常時対応システムを装備したアイサイトXをプレミアム S:HEV EXに装備したほか、ストロングハイブリッド化に伴い大型化されたバッテリーパックに対する衝突安全性も確保している。 <グレード・価格> ライバルに比べ燃費でやや見劣りしていたクロストレックだが、待望のストロングハイブリッドモデルが追加となった。価格はライバルと比べ高い気もするが、新開発エンジンや伝統のシンメトリカルAWDを搭載するなど、専用装備を施した上級グレードとしてどの程度マーケットに受け入れられるかにも注目だ。 >>クロストレック e-BOXER(ストロングハイブリッド)を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: 諸元・スペック>>クロストレック e-BOXER(ストロングハイブリッド)を写真でチェックする (終わり) ◎あわせて読みたい: |
GMT+9, 2025-1-18 07:49 , Processed in 0.055142 second(s), 17 queries .
Powered by Discuz! X3.5
© 2001-2025 BiteMe.jp .