新型クラウンシリーズの中心は「クロスオーバー」国産高級車の代名詞であるトヨタ「クラウン」には、「いつかはクラウン」というあまりにも有名なキャッチコピーがあります。 一方、現在のクラウンは「クラウン クロスオーバー」「クラウン スポーツ」「クラウン セダン」、そして未発表の「クラウン エステート」からなるモデル群となっており、「いつかはクラウン」の目指す先がひとつではなくなっています。 >>クラウン各モデルの公式画像を比べてみる では、「いつかはクラウン」と考えるユーザーは、どのクラウンを目指せばよいのでしょうか? この点について、ある販売店関係者は次のように話します。 「今回のクラウンの場合、基本となるのはやはりクラウン クロスオーバーだと思います。 >>【クルクル動かせる!】クラウンクロスオーバーの360ビューを見る セダンとSUVを“クロスオーバー”させたそのボディは、未来的である一方、乗り降りのしやすさや車内の広さといった面でも有利にはたらきます。 もちろん、クラウンらしい乗り心地や高級感もあります。そのうえで、値段も新型クラウンシリーズのなかでもっとも手頃であるため、まずはクラウン クロスオーバーを軸にご検討されることをおすすめします。 |あわせて読みたい| スポーツとセダンはそれぞれどんなユーザー向け?では、クラウン スポーツやクラウン セダンについてはどうでしょうか? 「クラウン スポーツは、その名のとおり、スポーティなモデルを求める方におすすめです。なかでも、PHEVならではの加速感はちょっと驚くレベルです。 ただ、シリーズのなかではもっとも“クラウンらしさ”の少ないモデルであるため、クラウンシリーズの1モデルというよりは、新型スポーツSUVとしてご購入されているお客様が多いように感じます。 >>クラウン各モデルの公式画像を比べてみる >>【クルクル動かせる!】クラウンスポーツの360ビューを見る また、それほど多くはありませんが、クラウンシリーズのなかでは比較的納期の早いモデルであるため、納期優先のお客様がご興味を示されるケースもあります。 クラウン セダンについては、法人のお客様や、セダンにこだわりのあるお客様がほとんどです。 あとは、駐車場の事情からセダンでなければならないお客様が選ばれるケースがあります。 >>【クルクル動かせる!】クラウンセダンの360ビューを見る 逆に言うと、特別の事情がないお客様は、クラウン クロスオーバーを選ぶことが多いようです。 クラウン スポーツもクラウン セダンも、グレードが限定されているうえ、クラウン クロスオーバーと比べて高価格であることから、販売台数としてはクラウン クロスオーバーが圧倒的です。 そういった意味でも、やはりクラウン クロスオーバーが新型クラウンシリーズのメインであると言えそうです」 |あわせて読みたい| 実は最後の「エステート」が本命。発売は近い!そんななか、新型クラウンシリーズの“本命”と目されるクラウン エステートがまもなく発表となるようです。 >>クラウン各モデルの公式画像を比べてみる ある業界関係者は以下のように話します。 「当初は2023年度内にも発表される予定だったクラウン エステートですが、その後『2024年央以降』と延期されました。 2024年7月にも発表されると見られていましたが、一連の認証不正事件の影響もあって再延期となっています。 しかし、一部の販売店では得意客に対して商談を開始しているとの情報もあることから、まもなく発表になる見込みです。早ければ2024年内、遅くとも2024年度内には発表されると思います。 すでに北米では『クラウン シグニア』の名称で販売を開始しており、そこから推測すると、日本における価格は600万円前後からのスタートになると見られます。 クラウン クロスオーバーよりやや上の価格帯になりますが、使い勝手の良いラージサイズのSUVであることから、クラウン クロスオーバーと同等以上の販売台数が期待されます。 ただ、『ハリアー』との競合を避けるために、500万円を下回るようなグレードは設定されない見込みです。逆に言えば、上級グレードをメインとした高級SUVとしての側面が強調される可能性が高いと思います。 いずれにせよ、クラウン エステートが新型クラウンシリーズの“本命”の1台となることは間違いなさそうです」 クラウン エステートが、新型クラウン シリーズの大トリを飾る1台となるのかに注目が集まります。 (終わり) |あわせて読みたい| |
GMT+9, 2025-1-18 13:00 , Processed in 0.323346 second(s), 17 queries .
Powered by Discuz! X3.5
© 2001-2025 BiteMe.jp .