トヨタが欧州で「アーバンクルーザー」を発表トヨタは12月12日、欧州で新型「アーバンクルーザー」を発表した。2025年のブリュッセルモーターショーで世界初公開されるという。 アーバンクルーザーは、トヨタが欧州へ投入する新型の電気自動車(BEV)。アーバンクルーザーが、近年登場がウワサされてきた「ミニランクル」を指すのかは不明だが、SUVらしいマッシブな造形に、プリウスなどにも採用される「ハンマーヘッドフェイス」や、タフな印象の前後バンパーなどを組み合わせている。 デザインテーマは「アーバンテック」で、2023年に公開された「アーバンSUVコンセプト」がそのベース。現行の「ランドクルーザーシリーズ」とは方向性が異なり、BEVである「bZ4X」などに近い都会的でスタイリッシュな雰囲気をまとっている。 >>「アーバンクルーザー」を写真で詳しくチェックする <ボディサイズ> ボディサイズは「ヤリスクロス」とほぼ一緒(わずかに大きい)で、最小回転半径は5.2m。18または19インチホイールが組み合わされ、空力性能を高めるフルホイールカバーも取り付けられるという。 ◎あわせて読みたい: 「ヤリスクロス」より広々とした室内空間インテリアは、ブラック×ダークグレーのカラーリングを採用し、クリーンで開放的ながらSUVらしく堅牢なテイストとなっている。10.25インチのデジタルコンビメーターと10.1インチのマルチメディアディスプレイを採用し、アンビエントライトは12色を設定するそうだ。 また、ヤリスクロスと比べても長いホイールベース(ヤリスクロス比で+140mm)を生かし、BEVらしい広々とした室内空間もアーバンクルーザーの特徴の1つ。後席は40:20:40の分割可倒式で、前後スライドも備え実用性も高い。 アーバンクルーザーは、新しいBEV専用プラットフォームを採用し、全輪駆動モデル(AWD)はリアアクスルに48kWのモーターを追加したツインモーター仕様。「ダウンヒルアシストコントロール」や「トレイルモード」といった走破性を高める機能も装備する。また、FWDモデルは「スノーモード」が搭載されるそうだ。 グレード数は3つで、搭載されるバッテリー(リン酸鉄リチウム)は2種類となっている。 1:FWD/49kWh/106kW/189Nm アーバンクルーザーは、アダプティブクルーズコントロールや車線維持機能、360度カメラといった最新の先進安全装備も搭載する。 >>「アーバンクルーザー」を写真で詳しくチェックする 「こんなのランクルじゃない!」という声が聞こえてきそうだが(そもそも名前から違うのだが……)、現時点で日本導入の可能性は低そうな雰囲気。ジャパンモビリティショーでトヨタは「ランドクルーザー」のBEVコンセプトモデル「ランドクルーザーSe」を発表しているのでランクルシリーズからBEVが登場してもおかしくはないが、アーバンクルーザーがウワサの「ミニランクル」なのであれば、待っていたファンは少々ガッカリかも? (終わり) ◎あわせて読みたい: |
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