“自宅で洗車”はいろいろ気を遣う場合も多い年末は、一年でもっとも洗車をするユーザーが多いと言われていますが、いざ洗車をしようとするとその場所に悩むものです。 たとえば自宅の駐車スペースの場合、気兼ねしないというメリットはあるものの、十分なスペースと設備がそろっていないと満足な洗車ができないというデメリットもあります。 また、マンションやアパートなどの駐車場など、クルマが密集している場所ではほかのクルマに水や洗剤、汚れが飛んでしまうおそれがあります。もちろん戸建ての住宅地でも、洗濯物に水が跳ねたり、シャンプーの排水に困ったりする心配もあるでしょう。 自宅で洗車することが難しいユーザーは、どこで洗車をするのがベストなのでしょうか? |あわせて読みたい| 洗車機は手軽さが魅力だが、こだわる人には不向きもっとも手軽な洗車方法が、ガソリンスタンドなどにある「洗車機」を使うというものです。 洗車機の最大の魅力は、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスに優れているという点です。 店舗や地域によって多少の違いはあるものの、もっとも基本的なシャンプー洗車であれば、1000円未満という価格設定となっていることがほとんどです。また、所要時間もわずか数分です。 さらに、最近では下部洗浄やホイール洗浄といったオプションが用意されている高機能な洗車機も増えているのもうれしいポイントです。 一方、洗車機は対応車種に制限がある点には注意が必要です。たとえば、全長や全幅、全高が一定以上の大きなクルマ、ミラーの閉じられないクルマ、エアロパーツなどのついたカスタムカーなどは、基本的には洗車機を使うべきではありません。 また、洗車機は細部まで完璧に仕上げることを得意としていないため、クルマ全体をすみずみまでキレイにしたい場合にはあまりおすすめできません。 ちなみに、洗車機を使ったあとは小さな水滴がボディに残ることが多く、そのままにしておくと水アカとなってしまうこともあります。 そのため、洗車機による洗車後は、しっかりと拭き上げることが重要です。 |あわせて読みたい| こだわるならコイン洗車場だが年末年始は混雑に注意いわゆる「コイン洗車場」を利用するという方法もあります。 コイン洗車場には十分なスペースと機材がそろっているため、思う存分洗車を楽しむことができるのが大きな特徴です。 洗車にかかる費用も数百円から1000円程度と比較的手頃。愛車を自らの手でピカピカに磨き上げることができる場所であるため、クルマにこだわりのあるユーザーには特におすすめの洗車スポットと言えそうです。 一方、あくまで洗車をするのは自分自身であるため、洗車について一定の知識や経験を持っていないと、うまく使いこなすことができないかもしれません。 また、洗車機などに比べると回転が悪く、待ち時間が見えにくいというデメリットもあります。特に12月26日~大晦日にかけては“洗車納め”で混雑するため、寒さの和らぐ日中を中心に行列になっている場合も少なくありません。 洗車機やプロの洗車でも似たような状況が想定されますが、あまりに混雑している場合は頭を切り替えて、正月休みが明けてからにほうがいい場合もありそうです。 プロにまかせるのもアリ!「餅は餅屋」という言葉もあるように、「洗車のプロ」にまかせてしまうというのもひとつの手です。 もっとも手軽なところでは、ガソリンスタンドのスタッフによる手洗い洗車があります。価格は数千円前後とやや割高ですが、満足のゆく仕上がりとなることは間違いありません。 また、近年では出張洗車をおこなうユーザーも増えているようです。出張洗車の場合、自宅の駐車場などにクルマを置いたまま洗車をしてもらうことができるので、ユーザーの負担がほとんどありません。 ただし、価格は数千円~となっているため、金銭的な余裕があるユーザー向けのサービスと言えるかもしれません。 |あわせて読みたい| 年末年始の洗車で気を付けるポイントとは?年末の洗車では、注意すべきポイントがいくつかあります。 たとえば、水や洗車剤が凍ってしまう可能性のある気温での洗車は避けたほうがベターであることは言うまでもありませんが、かといって、直射日光の下での洗車もあまりおすすめできません。 上でも述べたように、ボディに付いた水滴に日光が直射すると水滴が蒸発して水アカとなってしまうおそれがあります。 さらに、お湯、特に熱湯を使っての洗車も厳禁です。塗装やボディに悪影響があるうえ、最悪の場合にはウインドウガラスが割れる可能性もあるため絶対にやめましょう。 また、降雪地域などでは融雪剤が道路にまかれることがありますが、それがクルマの下回りについたままになるとサビが発生する要因となります。愛車を長持ちさせるためにも、年末の洗車では下回りもしっかりとチェックしましょう。 年末にはあらゆる場所が混雑しますが、それはガソリンスタンドの洗車機やコイン洗車場、プロによる洗車も同様です。最近では予約が可能な洗車スポットも多いので、しっかりと事前準備をしたうえで洗車をおこなうのがおすすめです。 年末に洗車ができなかった場合でも、雪道を走った場合は特に、お正月明けには忘れずに洗車をするようにしましょう。することで、クルマが長持ちすることはもちろん、新たな一年を気持ちよく過ごせるはずです。 (終わり) |あわせて読みたい| |
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