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“中国の都市部”で日本車が苦戦の理由。中国メーカーの本当の恐ろしさは“弱肉強食とスピード”にある ...

2025-1-14 15:00| post: biteme| view: 515| コメント: 0|著者: 文:ピーコックブルー

摘要: “ふつうのクルマ”の多くは中国系ブランドになった 2015年の中国・上海の街を走るクルマの多くは、日本人にもなじみのあるブランドでした。日本で販売されているモデルとは多少異なる部分はあるものの、トヨタ、ホ ...

“中国の都市部”で日本車が苦戦の理由。中国メーカーの本当の恐ろしさは“弱肉強食とスピード”にある

“ふつうのクルマ”の多くは中国系ブランドになった

2015年の中国・上海の街を走るクルマの多くは、日本人にもなじみのあるブランドでした。

日本で販売されているモデルとは多少異なる部分はあるものの、トヨタ、ホンダ、日産といった日本勢やメルセデス・ベンツやBMW、アウディ、VWといったドイツ勢などが大勢を占めていました。

中国系の自動車メーカーのクルマもあるにはありましたが、その姿は日欧米のクルマとは明らかに異なり、誤解を恐れずに言えば「アスリートのなかに一般人がまぎれこんだ」という印象でした。

すでに世界最大の新車販売市場であった中国では、まさに「アスリート」であった日欧米の自動車メーカーが中国向けのモデルを競うように投入していたため、「一般人」である中国勢は太刀打ちできていなかったわけです。

しかし、そこから10年が経った2025年、上海の街は“見慣れないブランド”のクルマであふれています。

その多くは先進的なエクステリアをまとった最新モデルであり、日欧米のブランドのクルマと比べて強い存在感を放っています。

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もちろん、世界有数のインターナショナル・シティである上海では、さまざまなクルマを見ることができます。そのなかには、ロールス・ロイスやフェラーリなどの超高級車ブランドもふくまれますが、いわゆる“ふつうのクルマ”の多くは中国系の自動車メーカーに置き換わりつつあるようです。

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#中国 #自動車 #販売 #日本メーカー #経済 #市場 #電気自動車

中国巨大資本の“新ブランド”躍進の陰で日系は苦戦

上海で見かける「ふつうのクルマ」は、実に多種多様なブランドで構成されており、特定のブランドが圧倒的に多いということはありません。

ただ、上海の中心部に限って言えば、Roewe(ロンウェイ)、AION(アイオン)、Zeekr(ジーカー)、そしてBYDのNEV(BEVやPHEVなどの新エネルギー車)が多いようです。

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BYD以外は比較的最近登場したブランドですが、NIO(ニオ)やXPENG(シャオペン)のようないわゆる新興自動車メーカーというわけではなく、Roeweは上海汽車、AIONは広州汽車、Zeekrは吉利汽車と、それぞれ中国を代表する巨大な自動車メーカーに属しています。

簡単に言えば、資本力と技術力、そして販売力をあわせ持ったこれらの新ブランドのNEVが、この10年で大きくシェアを伸ばしたということになります。

そして、これまで「ふつうのクルマ」として大きなシェアをもっていた日本の自動車メーカーたちが、少なからず「割を食った」かたちとなったわけです。

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中国自動車産業の本当のおそろしさとは

これらの新ブランドの躍進が注目を集める一方、経営破綻する自動車メーカーも少なくありません。

日本では、ひとつの自動車メーカーが経営破綻によって完全に消滅してしまう事例は皆無であるため、こうした事例を取り上げて「中国自動車メーカーの終焉」を指摘する声も見られます。

しかし、実際には健全な市場競争がおこなわれていることの証左であり、そうした環境そのものが中国自動車産業の本当のおそろしさにほかなりません。

国内外から資金を集め、研究開発や設備に多額の投資をおこない、すさまじいスピードで新モデルを投入するその姿は、既存の自動車メーカーにとっては脅威以外のなにものでもありません。

そうした競争のなかでは、機能や品質が不十分であったり、経営に問題があったりする自動車メーカーは自然と脱落していくことになります。

個々の自動車メーカーにとっては非常に厳しい環境ではあるものの、自動車産業全体で見れば、こうした環境が圧倒的な成長をもたらすことは事実です。

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中国自動車産業の課題は地方の内需とエンジン車

もちろん、中国の自動車産業にも課題がないわけではありません。

たとえば、上海をはじめとする都市部では上述のような新ブランドのNEVが優勢であるものの、内陸などの地方部ではまだまだ内燃機関車が多数派です。

内燃機関の勝負になると、長い歴史がある日欧米の自動車メーカーが優位に立つことは言うまでもないため、中国の自動車メーカーとしては地方部でのNEVの販売台数を増やしていきたいところです。

しかし、実際には思うように需要が伸びず、供給台数のほうが多くなりつつあるのが現状です。

そのため、中国の自動車メーカーの多くはNEVの輸出を推し進めています。BEVが日本に進出を果たしたのも、大きく言えばこうした流れのなかにあります。

ただ、中国以外の市場では、中国の自動車メーカーが持つブランド力は決して強くはありません。

中国車にとってアウェーの環境のなかで、こうした点を埋めることができるのかどうかが、中国の自動車産業の今後の課題のひとつと言えます。

(終わり)

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