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大人気「ラダーフレーム車」が続々受注停止。リアルに買える硬派「トライトン」はどんなクルマ? ...

2025-2-12 16:00| post: biteme| view: 831| コメント: 0|著者: 文:モンキープロダクション

摘要: 世界中でラダーフレーム車の復権が起きている 2024年に国内発売された新型車の中で、各方面で高い評価を受けている1台が、三菱「トライトン」です。新しいトライトンは、例えば国内だけでも、日本カー・オブ・ザ・イ ...

大人気「ラダーフレーム車」が続々受注停止。リアルに買える硬派「トライトン」はどんなクルマ?

世界中でラダーフレーム車の復権が起きている

2024年に国内発売された新型車の中で、各方面で高い評価を受けている1台が、三菱「トライトン」です。新しいトライトンは、例えば国内だけでも、日本カー・オブ・ザ・イヤー2024-2025の「10ベストカー」と「2025年次RJCカーオブザイヤー特別賞」を受賞しました。

また、そのデザインは特に評価が高く、世界で最も権威あるデザイン賞のひとつとされるドイツの「iFデザインアワード2024」をはじめ、「VMARKベトナム・デザイン・アワード2024」、「2023年度グッドデザイン賞」、そして前出の日本カー・オブ・ザ・イヤー2024-2025では、10ベストカーに加えて「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」も獲得しているのです。

そんなトライトンは“独立ラダーフレーム構造をもつ本格クロスカントリー車”の1台であるという意味でも貴重な存在といえます。最近は、よりライトな乗用車構造のSUVが主流となっていますが、だからこそ、その正反対ともいえるヘビーデューティなトライトンが注目されるという側面もあると思われます。

ラダーフレーム構造のクロスカントリー車は1980年代から90年代前半にかけて、日本の自動車メーカーの大半が手がけていましたが、90年代後半になると、その数は減少の一途をたどります。そして、一時は絶滅も危惧されるほどになりましたが、そこまで希少な存在になると、全盛期を知らない若者には逆に新鮮に見えたり、往年を知る中高年には“あえて今乗りたい”と思わせたりするのか、あるいは今という時代がタフやマッチョを求められるのか……は定かではありませんが、近年はそんなラダーフレーム車がじわり復権しつつあります。

その証拠に、昭和時代から連綿と生き続けてきたラダーフレーム車である「トヨタ ランドクルーザー」や「スズキ ジムニー」は、近年になって、国内でのバリエーションを再増殖させているほどです。また、「ジープ ラングラー/グラディエーター」や「メルセデス・ベンツ Gクラス」といった輸入車の定番ラダーフレーム車も、常に供給が追い付かないほどの大人気となっています。

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#トライトン #ピックアップ #三菱 #パジェロ #ハイラックス #ランドクルーザー #ジムニー #販売 #納車

ハイラックスのヒットがトライトン導入のきっかけに

トライトンも、昨今のラダーフレーム車復権の機運に乗って発売された1台と言えそうです。新しいトライトンは通算で3代目にあたり、2005年に初代トライトンが今と同じくタイから輸入販売されたことをご記憶の向きもあると思います。ただ、初代トライトンの国内販売は正直いって芳しいものではなかったようで、2014年のフルモデルチェンジを待たずに、2011年で国内販売は打ち切られてしまいました。

三菱の関係者によると、そんなトライトンが2世代・12年半ぶりに国内発売された背景には、大きく2つの理由があると言います。ひとつは、2017年に同じく2世代・13年ぶり(当時)に国内販売を再開したトヨタ・ハイラックスがヒット商品となり、国内だけで年間1万台以上を安定して売り上げていたことです。

ハイラックスは国内のラダーフレーム車、あるいはピックアップ市場を再開拓したわけです。ちなみに新しいハイラックスもトライトンと同じタイからの輸入車でした。

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もうひとつの理由は「日本の三菱には強力なアイコンが必要」と、三菱自身が考えたからです。2019年に「パジェロ」が販売終了して以降、往年の“パリダカ”に通じるタフなオフロードイメージを代表する三菱車が、日本からなくなりなっていました。「お客さまのためだけでなく、三菱の社員や販売現場の士気のためにもそうしたアイコンは大切と考えました」とは、三菱関係者の弁です。

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トライトンのライバルが次々と生産休止や受注停止へ

というわけで、上級の「GSR」で540万1000円、GSR比でシート素材や外観の仕立てが少し簡素になる「GLS」で498万800円という値付けがされたトライトンは、400万円台のハイラックスとガチンコ勝負。

……と言いたいところだったのですが、トライトンの国内正式発売(2024年2月14日)の直前、2024年1月29日に、豊田自動織機が開発したディーゼルエンジンの認証手続きに不正があることが判明。その中にはハイラックス用の2.4リッター4気筒ターボディーゼルの「2GD-FTV」型エンジンも含まれており、ハイラックスの出荷がいきなりストップしてしまいました。

トヨタグループの認証不正問題はその後も広がりを見せて、多くのトヨタ車が一時出荷停止に追い込まれましたが、2024年9月には、ほぼ正常化されました。ここで“ほぼ”としたのは、一部モデルは生産再開されないままだったからで、そのひとつがハイラックスでした。そして、ハイラックスは年初からの出荷停止が解かれないまま、同年10月23日、公式ウェブサイト上に「生産休止のお知らせ」が発表されました。

そのハイラックスの出荷停止と相前後して、トヨタは2023年11月に「ランドクルーザー 70」、2024年4月に「ランドクルーザー 250」を発売。前者の70で480万円、後者の250で520万円~735万円という本体価格は、トライトンともオーバーラップ。ピックアップかワゴンかはともかく「本格的な国産ラダーフレーム車がほしい!」という好事家には、トライトンとランクルはまさに、とことん迷ってしまう好敵手となりました。

ただ、この2025年1月現在、トヨタの公式ウェブサイトに掲載される「工場出荷時期・納車時期の目処について」では、ランクルは70と250ともども「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっています。ネットの書き込みなどを見るに、販売現場では事実上の受注停止らしいです。

ランクルと言えば、フラッグシップの“300”も発売から約1年経過した2022年夏に国内受注を停止したままです。となると、ハイラックスと3台のランクル……というトヨタのラダーフレーム車は、現在はすべて国内で新規注文ができない状態に陥っていると思われます。

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ジムニー ノマドも瞬殺され、残る希望はトライトン

トライトンとトヨタ以外の日本のラダーフレーム車=国産クロスカントリー車と言えば、残るは「スズキ ジムニー」しかありません。そんなジムニーには先日、5ドアのジムニーノマドが追加となりました。

ノマドはインドからの輸入車で、日本の湖西工場で生産される軽自動車のジムニーとジムニーシエラに、まるまる上乗せで供給されるらしいですが、ここ数年ずっと「およそ1年待ち」といわれてきた納期がノマドの追加によって好転するかと思えば、人気沸騰でノマドはわずか4日で約5万台の注文が殺到、発表からわずか4日で受注停止となっていまいました。

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そんな中、トライトンの「工場出荷時期目処のご案内」を公式ウェブサイトで確認してみると、低価格のGLSこそ「詳しくは販売店へお問い合わせください」ですが、上級のGRSは「1~2ヵ月程度」となっています! ほぼ即納ということ?

先代比で“曲げ”が60%、“ねじり”が40%の剛性アップを果たしたという新開発ラダーフレームに、日本の三菱では初搭載となる新開発ディーゼルエンジン、あのパジェロの血統を受け継ぐスーパーセレクト4WD-IIなどが自慢のトライトンは、ピックアップでありながらも居住性や装備の充実度は掛け値なしに上級SUV並みとの評判です。令和だからこそ注目したいタフガイ=ラダーフレーム構造のクロスカントリー車を、今すぐに手に入れたいなら、デキも良くて納期も短いトライトンで決まり……でしょうか?

(終わり)

(写真:トヨタ、三菱、スズキ、ジープ、メルセデス・ベンツ)

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