マツダ「CX-5」にピックアップが登場!?国際情報工科自動車大学校(WiZ)は、2025年1月10日から12日にかけて開催された東京オートサロン2025で、カスタムカー「WiZ CONCEPT XIX CX-Vision(以下CXヴィジョン)」を出展しました。 ベースとなったのはマツダのクロスオーバーSUV「CX-5」です。トヨタ「RAV4」やホンダ「ZR-V」と比較されることの多い1台で、ファミリーのふだん使いから趣味のドライブまで、幅広い用途で用いられます。 そんな定番モデルであるCX-5が、NASCAR(ナスカー)のレーシングマシンをモチーフとして大胆にカスタムされました。 ナスカーは、アメリカで毎週のように開催される人気のモータースポーツです。F1やSUPER GTなどとの大きな違いは、オーバルコースを主戦場としている点です。 直線が長くカーブも比較的緩やかなため、ナスカーではレーシングマシンの速度が時速300kmに達することもあります。抜き合いの際にはクラッシュが起こることも珍しくなく、そのスリリングさも大きな魅力となっています。 >>「CXヴィジョン」を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: ボディを400mm延長しピックアップ化ナスカーにはピックアップトラック部門である「ガンダー・アウトドアーズ・トラック・シリーズ」があり、CXヴィジョンは、この部門に参戦するピックアップトラックをモチーフに制作されているそうです。 写真からもわかる通り、今回の車両には様々な箇所で手が加えられています。具体的には、ナスカー車両により似せるために、ボディを400mm延長して荷台が作られている点です。 ボディは400mmの延長に加え、40mmワイド化もされており、サイドやリアにはベース車両の面影がほとんどありません。しかしフロントフェイスのマツダらしさはしっかりと残してあり、「マツダがナスカーに参戦したら」というコンセプトが表現されています。 また、本物のナスカーと同じように、ミラーやドアハンドルがあるはずの部分がスムージングされています。もちろん公道走行はできないものの、「妥協せず本格的に再現する」という学生の想いがうかがえます。 そのほか、可能な限り既製品に頼らないよう制作したといい、ロールケージやインパネ、荷台などは学生の手作りだそうです。 >>「CXヴィジョン」を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: 伝説の"レナウンカラー”が胸アツCXヴィジョンのカラーリングは、マツダがル・マン24時間レース参戦のために制作したレーシングマシン「787B」がモデルです。 「マツダがナスカーに本格的に参戦したらどうなるだろうか?」という素朴な疑問から始まり、学生ならではの探究心で細部に妥協することなく本格的に再現されています。 なお今回の東京オートサロン2025において、同校はCXヴィジョンのほかにも、日産「スカイライン」やトヨタ「センチュリー」をベースとしたカスタムカーなどを多数出展していました。 いずれも来場者の目に止まるような個性的なカスタムで、来場者が学生に質問する姿も多く見られました。 (終わり) >>「CXヴィジョン」を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: (写真:オンラインオートサロン、マツダ、編集部) |
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