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「普通」であることの脅威。BYD「シール」に乗ったらコスパ最強で日本メーカーの将来が心配になった【JAIA】 ...

2025-2-19 15:00| post: biteme| view: 957| コメント: 0|著者: 文:編集部/写真:編集部

摘要: 編集がBYD「シール」をチェックしてきましたよ 先日、日本自動車輸入組合(JAIA)が主催する「第44回JAIA輸入車試乗会」が開かれ編集が行ってきました。普段なかなか触れる機会のない貴重な輸入車が勢揃いする本イベ ...

「普通」であることの脅威。BYD「シール」に乗ったらコスパ最強で日本メーカーの将来が心配になった【JAIA】

編集がBYD「シール」をチェックしてきましたよ

先日、日本自動車輸入組合(JAIA)が主催する「第44回JAIA輸入車試乗会」が開かれ編集が行ってきました。普段なかなか触れる機会のない貴重な輸入車が勢揃いする本イベント。編集が体験した気になるモデルをいくつか簡単にご紹介していきます。

今回ご紹介するクルマはこちら!(どーん) 中国の自動車メーカーであるBYD「シール」です!

…といきなりテレビショッピング風な入りになってしまいましたが、年明けにはミドルSUVの電気自動車「シーライオン7」を東京オートサロンで披露し、先の「BYD事業方針発表会2025」ではBEV(電気自動車)だけでなくPHEV(プラグインハイブリッド車)の日本導入を発表するなど、BYDはまさにいま最もイケイケな自動車メーカーの1つです。

「中国製」「BEV」といった、何かと色眼鏡で語られることも多いですが、実際に自分の五感で確かめないと語る資格もありません。一人の車好きとして「新しいものに触れておきたい!」という素直な欲求に従い、短い時間ですが各部をチェックしてきましたよ。

>>BYD「シール」を写真で詳しくチェックする

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#BYD #シール #電気自動車 #試乗 #コスパ

まずはデザインから。シールは、同社の「ドルフィン」などと並ぶ「海洋シリーズ」の1台ということで、イルカのようなスムーズなボディラインが特徴的。やや両生類のようなヌメヌメ感も漂いますが、サイズもちょうどよく、パッと見た感じは「全然いいじゃん」という印象です。塗装の質感だけもうちょっとレベルアップすれば、欧州のプレミアムメーカーと肩を並べてしまいそうです。

※ボディサイズ:全長×全幅×全高=4800×1875×1460mm

インテリアも、エクステリア同様スムーズなラインで構成され、スエードやレザーがふんだんにあしらわれ質感も悪くありません。クリスタルのようなギアレバーもプレミアムブランドのようですし、室内も広々としており後席も至極快適で大人4人が快適に移動できそうです。

インパネ中央には大型のタッチパッド(しかも縦にも横にも表示できるよう回転します)が備え付けられ、メーターはそれより一回り小型のタブレット風ディスプレイに表示されるなど、いかにも最新の“電気自動車感”を味わえます。天井はガラスルーフに覆われ非接触充電も備えるなど、他車を徹底的に研究したであろう、主だった欠点という欠点は見当たりません。

この時世、もっとチープな日本車だっていっぱいありますし、ここまでの印象、は長澤まさみさんのCMよろしく「アリかも」といった感想です。

>>BYD「シール」を写真で詳しくチェックする

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乗り味はとにかく「普通」

さて、いよいよお待ちかねの試乗タイム。初めに断っておくと、今回の試乗車にはスタッドレスタイヤが装着されていたので、特有のゴロゴロ感やふにゃふにゃ感は差っ引いて考えなければいけませんが、走り始めてまず頭に思い浮かんだ言葉は…「普通」。

いやわかってますよ。皆さまの寒々とした表情が目に浮かびます(滝汗)。

今をときめく自動車ジャーナリストの大先生であれば、やれ「ハンドルを1mm動かしたフィーリングはまるで…」とか、「230kW/360Nmを発揮するこのモーターの加速感、これぞ…」といった心揺さぶる言葉を紡ぎ出せるのでしょうが、私は業界の末席を汚すイチ編集者。そんな高尚な言葉は思いつきません。シール、正直言ってマジで「普通」っす。

いや、私だって仕事を通じて一般の方よりも多くのクルマに乗ってきましたよ。それでも思いつくのは「普通」の一言なんです(必死)。なんか、心に響くものがないというか…味がないというか…。

細かく見ていくと、アクセルのタッチや回生ブレーキのフィーリングがやや不自然でもう少し詰められそうですが、乗り心地も静粛性も、スタッドレスタイヤということを差っ引けば、実用上全くケチをつけるような悪い点が見つかりません(めちゃくちゃ良いとも言えませんが)。バックしようとしたらディスプレイに壁までの距離まで表示してくれます。優しい世界。

あえて点数をつけるなら…72点!(個人の主観です)

>>BYD「シール」を写真で詳しくチェックする

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このままで日本メーカーは大丈夫なのか?

しかしよくよく考えてみると、そんな“クルマの味”こそ、各自動車メーカーが長い年月をかけて磨き込んできた歴史のなせる技。そこで言うと、BYDは創業30年(しかも祖業は電池メーカー)で、日本導入からまだ3年です。

何万というパーツを組み合わせて作る車を、短時間でここまで“普通”に作ってしまうこと自体かなり凄いことなのです。しかもBYDは世界で425万台以上(2024年)の乗用車を“量産”しています。試作車を1台作ったのではなく、もうすでに400万台クラスの立派な自動車メーカーなわけです。

クルマとしては普通でも、移動手段としての車と考えれば全くもって十分なレベルに達しています。航続距離は実用上全く問題のない640km(カタログ値)で、価格は528万円(先着1000台は495万円のキャンペーン中!)。さらに東京都に住んでいれば、補助金で100万円近く優遇されるので実質400万円ちょっとで最新の電気自動車が買えてしまいます。

イチ車好きとしては悲しいかな、味なんて求めず「コスパ命、移動できれば普通で十分」っという人間だって大勢います。事実、私だってAnker製の安価なポータブルスピーカーで十分満足しているくらいです(JBLとかSONYはやっぱり高かった…)。

もちろん買った後のアフターケア(ディーラー数は今年100店舗に到達するとのことですが)やバッテリーの持ち、劣化などは今回の試乗ではわかりませんが、コスパだけで見れば日本車を軽く凌駕していることは事実です。

あと何年か経ちBYDが“味”まで身につけたら…? そもそも所得の上がらない我が国において日本メーカーはこの先大丈夫なのか…? そんなことを考えさせられたBYD「シール」のショートインプレッションでした。ちゃんちゃん。

(終わり)

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