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【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ ...

2025-3-5 07:00| post: biteme| view: 703| コメント: 0

摘要: 完成度が高く洗練されたデザイン 1980年代後半、日本車は刺激的な走りの世界を追求する。中でもホンダのクルマ作りは特に刺激的だった。よく回るエンジンと軽量ボディ、そしてFFレイアウトが織りなすスポーティなフ ...

【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ

完成度が高く洗練されたデザイン

1980年代後半、日本車は刺激的な走りの世界を追求する。中でもホンダのクルマ作りは特に刺激的だった。よく回るエンジンと軽量ボディ、そしてFFレイアウトが織りなすスポーティなフィーリングは魅力たっぷり。

そんな中、1987年に登場した2代目の「CR-X」は、当時のクルマ好きを大いに刺激した。

2代目CR-Xは、ホンダのスポーツカーの歴史の中でも重要な存在だ。見ただけで走りのよさが伝わるような存在感で、1987年9月にデビューした2代目CR-Xは、まさに全身で走りを主張していた。

全長わずか3755mmのコンパクトなボディの四隅にぐっと踏ん張った4本のタイヤ、あくまで低くシャープなクーペフォルム、Cd値0.295の徹底したエアロ処理……いっさいの贅肉を排したCR-Xには、ストイックなまでの走りへのこだわりが凝縮されていた。

スタイリングにイタリアの名門カロッツェリア「ピニンファリーナ」が関与しているという噂があるが、確かにその造型の完成度は群を抜いている。

ハイデッキ処理のリアエンドにエクストラウインドウを組み込んだり、ルーフ全体をサンルーム風に仕上げたグラストップ仕様の設定など、ホンダならではの「遊びゴコロ」に溢れていたのもうれしいポイントだった。

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#CR-X #1980年代 #ホンダ #スポーツカー #ピニンファリーナ #CR-Xデルソル

ワインディングロードでの速さは一級品

搭載するパワーユニットは、1.6L直列4気筒DOHC(ZC型130ps/14.7kg・m)と、1.5L直列4気筒SOHCのツインキャブ(D15B型105ps/13.2kg・m)の2種。

どちらも800kg台の軽量ボディには充分以上のパフォーマンスをもたらしたが、なかでもDOHCエンジンを搭載した「Si」グレードの走りは鮮烈だった。

Siのパワーウェイト・レシオは僅か6.77kg/ps。急峻(きゅうしゅん)な上りのワインディングロードでもその速さは一級品で、2.0LのDOHCターボと同等か、場所によっては置き去りにするほどのスピードをマークし、“ホンダミュージック”とも呼ばれ4000rpm以上で明確となる痛快なエンジンサウンドの助けもあって、ドライバーに超一級の楽しさをもたらしたのだ。

ハンドリングも軽快。2300mmのショートホイールベースに対し、1450×1455mmのワイドなトレッドと、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションの組み合わせはまさに意のままのハンドリングを披露した。ワインディングでCR-Xに追いつくには、相当のハイパフォーマンスカーでも至難の技だった。

荒れた路面でのサスペンションの追従性、限界域でのステアリングの手応え、やや華奢なボディ剛性など、リアルスポーツとして見ると注文を付けたくなる点もなくはなかったが、限界以下での走りに不満はなく、その状態でも速さは一級品。

日常性能も素晴らしく、3速/30km/h、4速/40km/h、5速/50km/hは完全な実用ゾーンで、クラッチ特性もマイルドなため市街地でも乗りやすさは抜群だった。

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1.6L×VTECで刺激度アップ、「ホンダの元気」を象徴した

燃費性能も群を抜いていた。おとなしい走りでは14km/リッター以上を叩き出すことは難しくなく、ホットな走りでも10km/リッターを割ることはほとんどなかった。

後席が極端に狭い2+2パッケージングさえ容認できれば、CR-Xはスポーツカーとしてもシティカーとしても、ハイレベルな完成度を持つファーストカーとして使えた。これは現在でも通用する時代を先取りしたキャラクターである。

1989年9月にはさらにスポーツ性能を磨いた「SiR」をラインアップに加える。これはホンダ独創のVTEC(可変バルブタイミング・リフト)機構を組み込んだ1.6L直列4気筒DOHCを積む最上位モデルで、パワー&トルクは160ps/7600rpm、15・5kg・m/7000rpmをマーク。パワーウェイト・レシオは6.06kg/psにまで改善されていた。

増強されたエンジンに伴い、タイヤは195サイズにワイド化しボディ剛性もアップ。足回りにもファインチューニングが加えられている。

SiRのカムが高回転側に切り替わる5300~8000rpmの瞬発力は刺激たっぷり。一段と澄み渡るエンジン音をBGMにしたスポーツドライビングは、レーシングカーを彷彿とさせるものだった。そのホットな性格は歴代ホンダ車のなかでも屈指の存在だ。

CR-Xは、3代目モデルでセミオープンの「デルソル」に進化し、その後消滅してしまう。かつて「ホンダの元気」を象徴したCR-X。その復活をいまこそ望みたいものである。

>>CR-Xの中古車は今いくら?

(写真:ホンダ)

(終わり)

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