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正直コレはスゴイ。楽しすぎる…雪上で確かに実感した新型「GRカローラ」のマニアックすぎる進化の中身 ...

2025-3-9 11:45| post: biteme| view: 484| コメント: 0|著者: 文:今井 優杏/写真:トヨタ自動車

摘要: “進化型”「GRカローラ」の進化を雪上で体感 正直コレはスゴイ。楽しすぎる。クローズドコース、しかも雪上というかなり限られた時間の試乗ではあったが、だからこそ逆にこんなに一瞬で瞬発的に「タノシイ!」を鮮 ...

正直コレはスゴイ。楽しすぎる…雪上で確かに実感した新型「GRカローラ」のマニアックすぎる進化の中身

“進化型”「GRカローラ」の進化を雪上で体感

正直コレはスゴイ。楽しすぎる。

クローズドコース、しかも雪上というかなり限られた時間の試乗ではあったが、だからこそ逆にこんなに一瞬で瞬発的に「タノシイ!」を鮮烈に与えられるクルマなんて、この時代そうそうお目にかかれないと思うのだ。

というわけで、大阪オートメッセにて初公開された改良型の「GRカローラ」に、苗場での雪上試乗が叶った。

2023年以来、GRカローラが受けた改良は今回で二度目となる。

御存知の通りGRカローラは、競技車両としてパワートレーンを水素エンジンに換え、スーパー耐久に参戦している。2021年から「カローラスポーツ」として始まったこのプロジェクトは、燃料となる水素を気体から液体に変更しながら未だに進化を続けているのだが、同時にクルマとしての改善点も回収し、それを今回の二度目の改良に活かしたかたちだ。

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#GR #TGR #トヨタ #GRカローラ #雪上 #試乗 #苗場

「一体感」を高めるための改良が超マニアック

・加速性能の向上
・クルマとの一体感

この2つはサーキット走行全般において必要な性能だ。「加速性能」としては先に改良を受けた「GRヤリス」に準じて370Nmから400Nmにトルクを向上。事実、ラリーなどの競技でも通用するトルクに仕上がっているという。

そしてこちらも改良型GRヤリスに採用された8速のスポーツオートマである「GR-DAT」を採用した。

「クルマとの一体感」に関しては、シャシー剛性を向上させるとともに、ボルトの締結剛性を向上させるものに変更、さらに空力性能のためにエアロデザインを変更している。

その改良ポイントを、GRカローラが一番多く走っている富士スピードウェイのコーナーに落とし込むとこうなるらしい。

(1)TGRコーナー(1コーナー)

世界有数のロングストレートからのハードブレーキング&急峻なRに対応させるため、そして来たるべきニュルブルクリンクでの走行に対応するため(!)、ABS制御を改善し、制動安定性を向上させている。

(2)コカ・コーラ コーナーから100R

富士スピードウエイ名物、下り坂の高速コーナーでは、開発を努めたレーシングドライバーの石浦宏明選手やモリゾウ選手から「もっと気持ちよく曲がりたい」と強い要望があり、旋回姿勢の安定化とリアスタビリティの改善を求められたそうだ。

前者には内輪接地性を改善させるためにストロークを適正化すると同時に、リバウンドスプリング付きのアブソーバーを採用。

アブソーバー内にスプリングを追加して“伸び”を規制することで、車両を意図的に沈ませ、重心高を下げさせる。さらにバンプストッパーへの当たりが追加スプリングのおかげで“ジワッ”となるため、内輪の接地荷重変化を最小にさせリアのスタビリティを向上させている。

そしてもうひとつ、リアスタビライザーの分担率を変更したそうだ。これはロール時に発生する荷重を、通常コイルスプリングとスタビライザーのふたつで分担するところを約8%多くコイルスプリングに分担させることで、ロールの剛性を変えずにリアの接地感を強めることができたという。

その分カタくなってしまったスプリングには、柔らかいバネを残したまま追加のバネを入れて2ステージ化させることで、GRカローラの持ち味でもある“カタ柔らかい”独特の味わいが踏襲されている。

さらに、リアのトレーリングアーム取り付け位置を上方に30mm上げることで、車両が加速するときの沈み込み量を減らした。この恩恵はリアだけでなく、フロントの荷重抜けも防げるため、結果ハンドリングにも効果を表しているという。

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前後のトルク配分も細かくアップデート

(3)第3セクター

ダンロップコーナーからの上りセクションは、テクニカルなコーナリングが続く難所だ。ここではライントレース性を改善するために、4WDシステム「GR-FOUR」の前後トルク配分を見直したという。

GRカローラには駆動配分を可変できるダイヤルが装備されているが、従来設定されていた50:50の「TRACK」モードを、加速度や車速に合わせて60:40~30:70の自動可変にした。

この変更に伴い、従来「FRONT/TRACK/REAR」となっていたモードの名称を変更し、「NORMAL(日常用…60:40)」、「TRACK(サーキットおよびワインディング…60:40~30:70の自動可変)」、「GRAVEL(グラベル&スノー…50:50固定)となった。

というわけで実はまだまだ書ききれないほどのマニアックすぎる変更だらけなのだが(たとえばまさにモータースポーツ起点で改良されたボルト径の変更とか!)、これらを受けて生まれ変わったGRカローラ、本当に「いやその改良、そのままちゃ~んと全部が製品に活きてますよね!」の、圧巻の進化なのだ。 

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確かな進化が「タノシイ!」につながる

雪上での試乗、冒頭に述べた通りにやたら「タノシイ!」のである。

具体的には、とにかくトルクが豊か。けれど雪道においての懸念である、トルク過剰で喰い付かないとかいうことはなく、きっちりヨーイドンでタイヤが雪面に喰い付き、押し出されつつも“前にワシワシ進む感”も手応え(足応え?)として感じさせてくれる。これこそが実に四輪駆動らしい進み感であり、GR-FOURの醍醐味だと悦に入る。

さらに素晴らしいのが、リアルに車両がフラットに保たれていることで、加速に対してノーズが浮きすぎないから先述の“前にワシワシ”を体感することもできてしまうのだ。

ハンドル操作に対しては「ホンマにコレ四輪駆動か?」というくらいにしっかりと曲がる。

鼻先がグイっとコーナーの先を目指し、リアがそのラインをしっかりトレースすることを助けてくれるので、雪道においてのハンドル操作への信頼感がスゴイ。「あ、ちょっとハンドル遅れたかも!」のときも、アクセルを踏めばちゃ~んと曲がってくれるのだ。

こういうとき、やはりリアからの接地感などの感触は印象として受けとりやすいのだが、実は縁の下の力持ち的によく出来ているなと感激したのが、フロントの直進性や素直さとしっかり感。ここがリアに負けないくらいに作り込まれていることで、不安を感じさせない安定感に直結していると感じた。

駆動配分に関しては、試乗コースは苗場プリンスホテル敷地内の特設ショートコース。このような超タイトなハンドリングコースでは、個人的に駆動配分を50:50に固定する「GRAVEL」モードが最高に楽しかったし、より安心して走行することができた。

もう少し緩やかなカーブをたくさん持つ長いコースならば、雪上・舗装路問わず可変トルク配分の「TRACK」モードがイージーかつ楽しいだろう。

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また買えないんでしょうよ?→鋭意改善中

そうそう、こういうハンドリングコースではやっぱり、新設定されたオートマチック「GR-DAT」が最高だった。

低速でしっかり引っ張るし、かといって1速固定になりすぎてトルクが張り付いちゃうような野暮なこともなく、電子制御と完璧にマッチしワクワクするような2~3速のローギア走行を、勝手に(!)演出してくれた。

GRヤリスでもこのDATにはベタ惚れしてしまった私だが、やっぱりGRカローラでも最高だった。自分が買うならDATかも。

いずれにせよ、そもそもほとんど不満のなかったGRカローラが、よりひらひらと軽やかに、より滑らかに、そしてよりクイックになったことは率直に嬉しい。

「でもそんなこと言ったってまた買えないんでしょうよ」とボヤいた私に、開発陣は「もちろん、生産に関しては鋭意改善中です。もちろんすぐにではないですが、いずれいいニュースをお聞かせできるよう頑張っています」とのことなので、是非、是非、続報を待ってほしい。

さて、この時期は冬の苗場名物になっている松任谷由実さんのライブ『SURF&SNOW in Naeba Vol.45』が開催されていて、GRは今年、車両特別展示や雪上試乗などのイベントでコラボレーションをしていた(2月20日にてすでに終了)。

その中で行われた今年のGRカローラ&GRヤリス雪上試乗会だったが(そう実はGRヤリスにも雪上試乗したんだけど、もう大変な文字数になってしまったので他に筆を譲る)、そこに展示されていたのがまさに映画『私をスキーに連れてって』にて劇中車として登場していた「セリカGT-FOUR」(後期型)。

東京オートサロンではミッドシップに改装されたGRヤリスが展示されていたり、また役員自らセリカの復活をほのめかしたりと、復活に大いに期待が持てる同車なだけに、この時期のこのコラボには過剰な裏読みをしてしまうのはもう仕方ないってばよ。

試乗会のオープニングアクト(?)にもこのセリカが登場し、ラリードライバーの勝田範彦選手が華麗な雪上ドリフトを披露した。ちなみにコチラ、GRがレストアを担当したというから、そのうちGRカンパニーが手掛ける「ヘリテージパーツ」にも追加されたらいいのになぁと勝手にここに書いておく。

や、ほんとそれくらい今のGRってほんと、話題に溢れてますよね!

(終わり)

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