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【覚えていますか?】セリカ、インプレッサ、ランエボ…国産勢と渡り合った美しき名車、ランチア「デルタ」の魔力 ...

2025-4-8 16:00| post: biteme| view: 274| コメント: 0|著者: 文:横田 宏近

摘要: ロードスポーツからコンペティションモデルへ進化 >>ランチア デルタHF インテグラーレのフォトギャラリーはここからチェック!|あわせて読みたい|>>【覚えてますか?】荷室に“専用バイク”を搭載する「シテ ...

【覚えていますか?】セリカ、インプレッサ、ランエボ…国産勢と渡り合った美しき名車、ランチア「デルタ」の魔力

ロードスポーツからコンペティションモデルへ進化

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#ランチア #デルタ #インテグラーレ #旧車 #WRC #ラリー #アバルト

トヨタ、スバル、三菱…ライバルとの競争激化

1988年モデルの初代インテグラーレは、ルックスが過激になった。ラリーシーンでの冷却性能確保のため、フロントマスクやバンパーは「穴だらけ」になり、235mm幅のタイヤを使用可能とするブリスター形状のオーバーフェンダー処理が施された。

エンジンはブースト圧の引き上げで185ps/31kgmと従来比20ps/2kgmのパワフル化を実現している。1989年になると、エンジンを16V化。エンジンヘッドだけでなく吸排気マニホールドや空冷式インタークーラーのサイズもアップすることで、最高出力は200psの大台に乗った。

サスペンションのセッティングもリファインされ、タイヤサイズもアップ。4WD駆動システムにも手が入り、前後駆動力配分は43対57のややリア寄りにリセッティングされている。これはアンダーステアを減らすための処置だ。

外観上では、大型化したエンジンを収めるために、3cmほど盛り上がったボンネットのパワーバルジが与えられている。

1992年になるとトヨタ「セリカ」、スバル「レガシィ」や「インプレッサ」、三菱「ギャラン」や「ランサー」などの国産ライバルが大幅にポテンシャルアップ。ランチアの牙城を一時的に脅かすようになる。

そこでランチアは、さらに戦闘力を高めた「エボルツィオーネ」を送り出す。サスペンションを大幅にリファインし、トレッドをフロント54mm、リアで60mm拡大。それにともない前後フェンダーはさらにワイドとなり、大型リアスポイラーの採用で空力性能にも磨きがかかった。

エンジン出力は10psアップの210ps、ブレーキ能力もアップされた。1993年シーズンから、ランチアはワークスチームとしてWRCから完全に撤退するが、デルタは最終モデルのエボリューションIIへと進化を遂げた。エンジンの制御方式を完全に一新し、215psにパワーアップ。さらに16インチタイヤを採用した。

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現代でも色褪せない魅力があるものの価格がネック

デルタHF インテグラーレの実際の走りは、痛快そのものだった。全長4mを切るコンパクトなボディとパワフルなエンジン。そして何より、軽快なフットワークの融合は最高の戦闘力を発揮した。

ワインディングロードでは、まさに無敵。デルタのステアリングを握り、ワインディングを駆けるのはまさにスポーツと呼ぶにふさわしい。爽快さと極上のファントゥドライブに溢れている。

アルカンターラ素材を配したレカロ製の大型バケットシートや、MOMO製本革ステアリングなどのディテールもマニアの心を刺激する。

ランチアはモータースポーツ用のマシンでも「楽しさと美しさ」を忘れない。速さだけでなく、イタリアならではの情熱を持つ逸材である。

1987年から6年連続でWRC王者に輝いたデルタHFは、まさに名車の中の名車。日本でも絶大な人気を博し、新車で販売されていた頃、シリーズ合計で約9000台が輸入されたといわれる。現在でも魅力は一級品。そのイタリアンスポーツならではの刺激的な味わいに心が躍る。

ただし価格は高騰中だ。1000万円オーバーが一般的で、気軽に購入を検討するクルマではなくなった。リーズナブルにイタリア車の走りを味わうなら、アバルト「500/595/695」という手がある。

スタイリングやヒストリー、そしてメカニズムはまったく異なるが、ビビッドな走り味という点では共通する部分が多い。しかも、アバルトはトラブルが少なくエアコンも完備。痩せ我慢は一切無用だ。筆者もMT仕様のアバルト500との生活を大いに楽しんでいる。

(終わり)

(写真:ステランティス、ランチア、アバルト、トヨタ、スバル)

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