現在は多くの販売店で「LBX」の受注が停止中2023年11月に発売されたレクサス「LBX」は、2024年には2万1221台を販売するなど、一躍レクサスのベストセラーモデルに躍り出ています。 そんなLBXですが、2025年3月現在、多くの販売店で受注を停止しているといいます。 レクサスのWebサイトでは、LBXの工場出荷目処について「詳しくは販売店にお問い合わせください」とされており、その真相は不明です。 いったい、LBXになにが起こっているのでしょうか? >>レクサス「LBX」を写真で詳しくチェックする ◎あわせて読みたい: 年次改良の目的は「バッテリー問題」の解消LBXについて、レクサス販売店関係者は次のように話します。 「2025年2月半ばころより、LBXは一時的に受注を停止しています。その理由は、まもなく年次改良を行うためです。 改良内容については不透明な部分も多いのですが、おそらくバッテリーに関する改良があると思います。インターネットなどでも指摘されているように、現行モデルではバッテリー上がりが起こるお客様も多く、改善が望まれていました。 逆に言えば、今回の年次改良ではそれ以外の大きな変更はなさそうです。 受注再開時期については、現時点でレクサスによる公式なアナウンスはありません。ただ、年次改良モデルの生産は2025年5月から開始されると言われているため、早ければ2025年4月にも受注を再開できるのではないかと思います。 一部の販売店には現行モデルの在庫があるかもしれませんが、上述のバッテリー問題もあるため、とにかく納期が最優先というお客様でない限りは、年次改良モデルのご購入がおすすめです。 納期についても不透明ですが、LBXは生産量もそれなりに多いため、基本的には3~6か月程度になると見られます」 >>レクサス「LBX」を写真で詳しくチェックする ◎あわせて読みたい: “実質ヤリスクロス”という下馬評をくつがえした「LBX」LBXが発売された当時、SNSなどでは「実質的にはトヨタ『ヤリスクロス』なのに、値段が倍以上するのはありえない」、「プレミアムブランドの超コンパクトSUVなんて誰が乗るの?」というネガティブなコメントも散見されました。 一方、販売台数という点ではLBXが好調な滑り出しを見せているのは前述のとおりです。この点について、前出のレクサス販売店関係者はどのように感じているのでしょうか? 「LBXがお客様にどのように受け入れられるのかは少々不安でしたが、ふたを開けてみればそうした心配は杞憂に過ぎませんでした。 まず、LBXの登場によって、販売店を訪れるお客様の層が変化しました。簡単に言えば、若い世代の方や女性の方が増えた印象です。 また、そうしたお客様の多くは予算の都合からLBXを選んでいるわけではなく、純粋にLBXに魅力を感じていただいているように感じます。具体的には、コンパクトでありながらレクサスらしい質感を備えていること、オプションが豊富であること、軽快な走りと高い燃費性能が両立されていることなどを評価していただいています。 『NX』や『UX』などと比較されるお客様はいらっしゃいますが、ヤリスクロスと比較されるお客様は皆無です。 そう考えると、LBXは『プレミアムブランドの超コンパクトSUV』という独自のポジションをしっかりと築くことができていると思います」 レクサス販売店関係者のコメントを見る限り、LBXが今後も安定した販売台数を記録する可能性は高そうです。 そんなLBXに対して落とし穴があるとすれば、それはやはりバッテリーに関する問題です。まもなく発表されると見られる年次改良モデルで、この問題が解消されるかどうかがLBXの今後を左右することは間違いありません。 (終わり) >>レクサス「LBX」を写真で詳しくチェックする ◎あわせて読みたい: (写真:トヨタ、レクサス) |
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